私の新しい物語【おそ松さん】

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はぁはぁ……やっと追い付いた……

そう思った矢先、男性の上に楽しそうに乗っているではないか。


『ほ、本当にごめんなさいっ…！ほらっ…もなかおりて……』


もなかは何事もなかったかのようにすたっと降りる。




『こんなに舐めちゃって…これ使ってください……｡……うぅ、どうお詫びすれば…あ、あの…』




「……へ…?…あ、あぁ…！別に良いってことよ。詫びとか何も気にしなくていいから。」



ハンカチを受け取ってくれ顔を拭くその男性は何も気にしてないかのように答えてくれた。

そして

「おい、犬！次はご主人様を困らせるんじゃねーぞ？」

笑顔でもなかの頭を撫でながら話しかけていた。




よかった…凄く優しそうな人で……
もなかも見知らぬ場所で興奮してたのかな…
人も多いから気を付けなくちゃ…



もなかも元気よく返事をしていた。
ちゃんと分かっているのかは微妙なところだが…



「へへっ、うしっ！んじゃ、またな。」




『あっ、ありがとうございますっ…！』



手をヒラヒラとふる男性の背中を軽く見送りもなかと話す。



あ、ハンカチ…ま、いっか。







おそ松said

……いやぁ、すっげぇ可愛かったなぁ｡
あんな可愛い子があんな顔してたらあれは何でも許しちゃう。

でもギリギリ見えなかったなぁ……


あ、そういえばこのハンカチ。ま、またいつか会うでしょ。てか会いたい。

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