雨が嫌い【国見英】

雨の日の災難two ページ6

『やばい、やばい！』

急いでかごに詰める

『ぎ、ぎりぎり…でもないか…』

ほとんど、びしょびしょ…

『また、干さないとなぁ…』


体育館からはみんなの声が聞こえる


『よかった、みんな帰ってきた！』

『あっ…謝らないと…』


私は勢いよくドアを開けた


『みんな、ごめん！私のミスでタオルを干したままで…びしょびしょになってしまいました…』


頭を下げて、みんなの返事を待つ…けど一向に返事が来ないんですが？


頭を上げると、


『なんで、みんな目を合わせないんですか…』


全員、私から目をそらすっていうか、私を見ないようにしているんですけど…


このは｢ちょ！A！服！服！｣

『服？』

不思議に思いながら服を見る

『え、わっ！///』

服が思いっきり透けて…下着が!?


なんで、こういう時に限ってジャージを更衣室に置いてくるかなぁぁぁ？バカなの私?!


国見｢……はい///｣


『へ？』


必死に目を逸らしながら、赤面でジャージを私に被せる国見…


いや、こんな状況だけど惚れるわ()


『あ、ありがと！///』


国見｢…早く、着替えてきて…///｣


『え、あ、う、うん！///』


もう、そのままダッシュで更衣室にGOですよ


ガチャ！バタン！(約0.5秒)(は？)


『はぁ〜///』

思わず、しゃがみこみジャージをギュッと握り締める


まだ、赤い顔を覆い隠しながら


『ずるいよ〜///』


と、呟いた



一方その頃体育館では


花巻｢国見〜イケメンじゃ〜ん！ﾆﾔﾆﾔ｣

松川｢いや〜俺だったら惚れるわ〜！ﾆﾔﾆﾔ｣

及川｢にしても、下着の色はくr((((｣

このは｢シャラップ、クソ川｣

岩泉｢黙れ、クソ川｣

及川｢ダブル攻撃！？酷くない？！｣


金田一｢国見？大丈夫か？｣

国見｢…大丈夫じゃない、ほっといて…///｣


及川｢え、国見ちゃん！顔真っ赤！｣

このは｢え、めずらし！｣

花巻｢これは、詳しく聞かないと｣

松川｢いけませんね〜｣


国見｢(誰かヘルプ…)｣







国見ちゃんが大ピンチみたいです

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