フレ申したら、相手が最強だった件【呪術廻戦】

《39》終了のお知らせ ページ40

『……………』



「…カワウソ？どうした？」



『………お、終わった』



「なにが？」



『……あ、あばばばばば』



「落ち着け、どうした」



『…悟さんが使ってるのって、null型だよね』



「…うん、あれでしょ？カワウソのお気に入りの。



五条サンも持ってたんだね、運どーなってんの」



『…死んだ』



「なんで？」



『………くぅぅぅうぅう』









パーティー討伐準備画面のメンバー一覧には、



カワウソの女性黒髪タッセルボブの狂戦士と、



俺の何処かジャイ◯ンを想起するイカツイ大男と、



二番煎じさんの金髪が見え隠れするシスターキャラと、



五条サンの、null型が表示されていた。



…いやぁ、改めてnull型のビジュアル、



五条サンそっくりだ。



制作者の意図か？というくらいそっくり。



カワウソは事あるごとに、



天国にこれくらいのイケメンがいないと私の人生報われない、



本当にこの外見愛せる、これでツンデレとかだったら私死ねる、



と謎のコメントを連発していた。



…それが、どうしたのだろうか。








『……わ、私、悟さんの前で、



てっきり悟さんが持ってないかと思って、



お気に入りのキャラって言っちゃった、』



「……あぁ、そういうこと」



『無理、悟さんの外見どタイプだってバレた』



「……お疲れ様。



よく五条サンの前で心臓持ったね」



『ん、持ってない。



めちゃくちゃポーカーフェイスカマしてたけど、



口から心臓出てくるかと思ってた』



「おもしろ、心臓バクバクなのにすましてたんだ。



…でもさ、五条サンから聞いたけど、



連絡先交換したんでしょ？」



『…した、してもらった』



「お似合いだと思うよ、俺。



今度なんか誘ってみれば？」



『…ぃい、いや、緊張して死んじゃう』








必死に絞り出されるカワウソの声が聞こえてくる。

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