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no side
雨が止み、地面は月明かりを反射して光る。
ぬかるんだ土を踏んで２人は崖を覗き込む。
「お、おい……話だとここら辺だよな？」
「おう……」
「……いないぞ、」
「す、駿東！！」
スマホのライトで照らした崖下は真っ暗で、
生きているものが居る気配は無い。
「駿東！！どこだ！？」
「駿東ー！！俺たちが悪かった！！
こんな事して、本当にごめん！！返事をしてくれ！！」
２人は手分けして周囲を探し始める。
それでも駿東の姿は見つけられない。
「おい……見ろよあそこ、」
「ん……？」
「崖の中腹、えぐれてねぇか？」
「ま、まさか……」
最初の位置に戻ってきた２人は顔を見合わせる。
その瞬間、弾かれたように駆け出して山小屋に戻った。
「２人とも起きろ！！教官に連絡するぞ！！」
「愛華ちゃん！！佐々木！！」
大声に目を覚ます花園と佐々木。
引きつった顔をする２人に花園は目を細める。
「……見に行ったの？」
「ｯ……い、行ったよ！駿東はいなかった！！
さすがにヤバいって！」
「連絡……しても良いけど、２人も悪者だよ？」
「「！」」
「だって最初は楽しんでたもんね？」
「そ、それは……」
「ｯ……」
「……じゃあこうしよっか。」
花園はニコッと笑うと駿東の荷物を漁る。
着替えやタオルなどを取り出してシワを作り、
食料が入っている袋を開封した。
中から出てきたパウチや小袋を床に置く。
さらにもう１つ布団を敷いて、花園は全員を見た。
「Aちゃんは寝る前まで一緒にいた。……いい？」
花園の威圧感に男子３人は頷くしかなかった。
.
.
.
「─────駿東が行方不明になった！？」
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沙羅(プロフ) - イル@iruさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて本当に嬉しいです…！！警察学校組の放送開始に合わせてバリバリ更新するつもりなので、どうぞ今後ともよろしくお願いしますー！！ (2021年12月5日 16時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
イル@iru - コメント失礼します！面白すぎて一気に読んでしまいました。これから夢主がどうなるか続きが気になります！更新頑張ってください！！！ (2021年12月5日 15時) (レス) @page35 id: 9f7598e3df (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 神崎さん» コメントありがとうございます！！ゆっくり更新になってしまいますが、全力で書かせて頂きますー！！どうぞこれからもよろしくお願いします！ (2021年9月15日 0時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 凄く面白いです！！続き楽しみにしてます！ (2021年9月15日 0時) (レス) id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - かるーあ・みるくさん» コメントありがとうございます！！またお会い出来て嬉しいです！！まだまだ続きますので、どうぞよろしくお願いしますー！ (2021年7月14日 21時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年7月13日 15時
