幼馴染は頑張る【ハイキュー!!】【音駒】

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no side






潔子Aちゃん今大丈夫?

.




『うおぁ！？まさかの潔子さんから！？！？←
双子じゃないんかい！！』←





A大丈夫ですよ!


潔子良かった!

潔子実はね、3年の皆がAちゃんのLIME知りたいって言ってて……



.




『こっちもかい。』←




.




潔子特に菅原がうるさいの


潔子教えちゃっても大丈夫?


A私は大丈夫ですよ!





『辛辣な潔子さんも素敵です。
スガさんうるさいって言われててドンマイ。』←





清水からありがとうの返信が来て

その後は怒涛の追加しました報告。





『１日でこんなに友だち増えたの初めてかも……』





すげえ、と呟きながら再び畳に寝っ転がるA。

そこに風呂上がりの北が登場する。





「……髪乾かしたか？」


『ｱｯ……』


「逃がさんで。」





逃げようとしたAはあっという間に北に捕獲され

そのままタオルで髪を拭かれていく。





『ひぇぇ……』


「暖かくなったとはいえまだ夜は冷える。
風邪ひいたら困るやろ。」


『すみません……』





丁寧に髪を拭いていく北。

Aは大人しく北に寄りかかる。





「……髪綺麗やな。」


『ほんとー？信介君もサラサラだよー』





ぽたり、北の髪から水滴が落ちる。





「すまん、垂れた…………ｯ」


『ん？ああ、大丈夫だよ〜私も髪濡れてるし。』





つつ、と水滴はAの首筋を滑り落ちる。

思わず北も少し固まる。





ある程度髪が乾いた頃

Aは置いていたスマホを手に取り北に見せる。






『ねえ、信介君。写真撮らない？』


「写真……？」


『そう！久しぶりに会った記念に〜
信介君が良ければインステァにも載せたい。』


「……」


『え……あ……嫌なら大丈夫だけど……』





何故か無言になる北に慌ててスマホを置くA。

でも北は頷いてそれを制した。





「ええよ。撮ろか。」


『ほんと！？やった！』





Aは嬉しそうにカメラアプリを起動させ

北の隣に座る。





『まず最初は普通に笑顔とか？』


「ええんちゃう？」





この２人は美形なので加工は最小限で済む。

Aは加工したい派の人間だが。





「何やこれ、めっちゃ顔歪むやん。」


『加工っすね。』


「輪郭ぐにゃぐにゃやん。」


『いやあの……』


「俺こんなに顔細ないで。」


『……』

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