幼馴染は頑張る【ハイキュー!!】【音駒】

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貴女side





「ふふ、仁花ちゃんすっかりファンだね。」


「わ、私なんぞがすみません！！」





何この可愛い生き物。(2回目)

谷地ちゃんがファンとか嬉しすぎて吐血する。←





『谷地ちゃん、君は人を喜ばせる天才だ。←
私なんかのファンで良いの？？』


「？水瀬先輩が良いです！！」


『ｸﾞﾊｧｯ!!!』←


「先輩！？！？」


「Aちゃん大丈夫！？」





ごめんごめん、口からケチャップが☆←





『いつでも見に来て……下手だけど…………
そ、そんで谷地ちゃんにお願いがある……』


「な、何でゴザイマショウ！！」


『私も……"仁花ちゃん"と呼ばせて欲しいです……』


「！！ぜ！ぜひ！！呼んで下さい！！
ありがとうございます！！！」


『こちらこそありがとうございます！！！
あわよくば私のことは名前で！！』←


「ｯ……A先輩ｯ！」





横で潔子さんは微笑ましそうに見ていた。

私は幸せです。

仁花ちゃんも私も(血で)顔真っ赤だと思うけど。←





「そろそろバスに乗れよー」





くぅっ……今回ばかりはｯ……

そんなこと言う澤村さんが嫌いです……！！

嘘、やっぱ好きです……←





「そろそろ行こうか。」


「は、はい！」


『うぅ……また話しましょうね……！！』


「またね、Aちゃん。」


「ま、また！！」





２人がバスに乗り込むのを見届けて

テツの隣で烏野のバスを見送る。









.


仁花ちゃんとLIMEを

潔子さん経由で交換したのはまた後日の話。



──────


谷地仁花よろしくお願いします!!


Aこちらこそ、よろしくね!


谷地仁花あのA先輩、実は少し相談がありまして……


Aどうしたの?






相談って何だろう。

もしかしてバレー関係？





仁花ちゃんの為なら何でも聞くぜ。

さすがに音駒の手の内は明かせないけど……





一応 敵同士ではある訳だけど……

多分それは仁花ちゃんも分かってるから

そんなディープな相談では無いと思うけど。





そう思いながら仁花ちゃんの返信を待った。

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