・ ページ17
no side
『やれる所までやるつもり。
きっとプロでは通用しないから……
だから、満足いくまでバレーをやる。
もしくはバレーに関わる事をやる。』
「……Aらしいな。」
『今思ってるのはさ……
バレーボール選手の側で働ける仕事がしたいんだ。
でも色んな事やりたいよね。
料理をするのも、食べるの好き。
絵を描くのも好きだし、歌うのも好き。
全国巡ってるくらいだからプランナーも楽しそう。
考えるのは自由だから、迷っちゃう。』
心底楽しそうに笑ったA。
本心はバレーをやりたいのだろうが
彼女なりに楽しそうな事を探している様だ。
「それはええなあ。俺は何でも応援するで。
Aのやりたい事、全部応援したる。」
『あはは!それ凄い心強い!
でも先に大人になるのは信介君だから
私も信介君のこと応援するよ!バレーも勉強も!』
「はは、バレーはIHやと敵なんやけどな。」
『う"っ……それは……信介君個人として……』
「そらおおきに。稲荷崎は負けへんからな?」
『音駒だって負けないよ!』
互いにフンス!と胸を張る。萌。←
「2人とも朝ごはん出来たで。手ぇ洗いや〜」
『はーい!』
「ほな行こか。」
本当に高校生なのか疑いたくなるくらい
2人とも可愛いと思う。(誰目線)
明日は普通に部活があるAは
朝食をご馳走になってすぐ帰り支度を始める。
「もう帰ってまうんか……」
『うぅ……まだ居たいけど……なんせ東京遠い……』
「向こう着いたら連絡してな。」
『もちろんだよ……!』
ガシッと手を握り会う2人。
しっかり者の北もAの事は大切な存在らしい。
駅まで見送りに行く北。
そんな2人の背後に長身ツインズ+αが現れる。
「おーいたいた!北さんとAおったで!」
「うっさいわツム。騒ぐなや。」
「2人共うるさいから大丈夫。」←
『「お。」』
「「「そっくり!!」」」
同時に振り返って同じ声を発した北とA。
思わず角名も双子と同じことを言った。
「何や、3人もA見送りに来たんか。」
「そうです!角名がAに聞いとったみたいで!」
Aはスマホを片手に3人を見る。
『さっき返信したばっかなのに……』
「まぁ近所だし?」
角名は目を細めて笑った。
341人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沙羅(プロフ) - 紗奈さん» コメントありがとうございます!頑張って書かせて頂きますっ!!駄作ですが、よろしくお願いします!! (2020年5月15日 19時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - 面白いです!最新楽しみにしてます!!! (2020年5月11日 23時) (レス) id: fdb9b132f1 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - みつさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えるとさらに励みになります!全力で頑張りますので、今後もどうぞよろしくお願いします!! (2020年5月7日 11時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
みつ - 本当に面白い。読んでて楽しかったです。次に次にと読みたくなりました。また、楽しみにしてます。 (2020年5月7日 8時) (レス) id: e09414f65d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - れんげさん» コメントありがとうございます!そ、そそそそんな滅相もない!!読みやすいなんて嬉し過ぎます……!!ありがとうございます頑張ります!!どうぞ今後もよろしくお願いします! (2020年5月3日 18時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沙羅 | 作成日時:2020年5月1日 20時