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特別な人の特別 ページ1

地元の小中学から誰も進学しないこの高校を受験したのは




誰も私を知らないところに行きたかったから。



昔から友達作るのは苦手じゃないし、話すのだって得意だとは思ってる。




だから、顔見知り程度の友達も含めるとその数は多いと思う。




だけど、中学の私はある日気付いた。




男女共に友達になれる私は、その『友達』から永遠に昇格
しないのだ。




つまり、特別な人の特別にはなれない ということ。




どこまで行っても平行線のままだった。



だから、今度こそは誰かの特別になりたかった。



その為に誰も私を知らない地元から離れた高校に通うと
決めて必死に勉強した。



「 女の子らしく、男の子とは適度な距離感。 よし、」



朝の自分に鏡を見て言い聞かせて今日も登校する。

電車の彼→



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作者名: | 作成日時:2023年10月30日 14時

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