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『十話』 ページ11

善「Aっ、本当になんでも選んでいいの!?」

『うん。好きなものを選んで食べて。』

善「じゃあ三つ!三つ好きなもの選ぶから!」

そう言いながらメニューをじっくり見る善逸にあたしは運ばれてきた水を飲む。

炭治郎たちは用事があって、あたしと善逸だけで最近オープンしたカフェを来た。

あたしも来てみたかったからこれでよかったし。

善「どうしようっ!これも美味しそうだしあれも美味しそうだしっ。」

『そんな焦らなくてスイーツは逃げてかない。』

善「そうだけど、やっぱりワクワクしちゃうじゃん。Aだって本当はワクワクしてるんでしょ?」

メニューからあたしに視線を移して楽しそうに笑う善逸を見て、あたしは何も言わず窓の外を見た。

「すぐ選ぶから待ってね。」なんて行ってくるけど本当、時間にはまだ余裕があるのに。

ここから三十分。

だったら12時過ぎの今はまだまあ大丈夫。

ブーッ、ブーッ

噂をすればなんとやら。

スマホが揺れて画面をみればマネージャー。

【迎えに行く。いる場所を伝えろ】だってさ。

じゃあさらにゆっくりできる時間が増えた。

善「よしっ!俺は決めた!Aも選んで!」

メニューをあたしに渡した善逸はキラキラした目であたしを見てくる。

……嫌な予感がするのはなぜだろう。

『じゃああたしはコレとコレ。善逸は?』

善「俺はねー、コレとコレとコレッ!」

善逸は明らかに高いスイーツを指差す。

嫌な予感大当たりー。

………こほんっ。

まぁ、あたしがなんでも好きなものを選んでいいよって言ったしね。

お金だって十分にある。

『いいよ。じゃあ呼び鈴押すから言っておいて。』

善「分かった!」

あたしは呼び鈴を押したら、スマホに打つ。

【駅前広場に一時半。】

そして送ったらすぐに既読がついて返信がきた。

【遅れるな。】

はぁ!?

なにあたしのマネージャー!

あたし、そんなに遅れたりしないけどっ。

むしろ滅多に遅れたりなんてしないから!

善「Aはこの二つでいんだよね!」

『え?あ、うん。』

急に話しかけないでほしい、本当に。

物凄いびっくりするから。

スマホに電源を落としたらバックの中に入れて、店員さんに注文してるん善逸の横顔を見つめた。

ほんと、綺麗な顔してるなぁ。

黙っていればモテてるんだろうけど、もう手遅れだよね。

それに、モテないでほしい。




善逸が可愛い女の子と付き合うところは正直、見たくないから。

嘴「十一話?んだそれ?」→←禰「ふがぁ〜♪」九話



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設定タグ:恋愛 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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絵宙(えそら) - え、マジかここで終わるんですか。まだ続きがあるのかと、恋実って正体バレたりと…いや面白いから良いんですがでも面白いからこそ続けて欲しいなと………ごめんなさい、ミシェルさん (2020年3月26日 0時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 冨岡さんの冨が殆ど全部間違ってる気が、、、 (2020年3月20日 21時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミシェル | 作成日時:2020年1月13日 17時

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