車内恋愛。【Yabu】 (ページ9)

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翌朝。

宏｢自分の名字を入れて下さい！さん
おはよ｣

｢あ、薮くん
おはようございます。｣

宏｢昨日光から聞いたんだけど、
自分の名字を入れて下さい！さん、サッカー好きなの？｣

｢うん。よく観戦とか行くよ。
でも、周りにあんまりサッカー好きな子がいなくて、、、薮くん好きなの？｣

宏｢うん。俺もよく観戦とか行くよ。
高校ではサッカー部入るつもり。｣

｢え？サッカー部？
すごい！もし試合とかあったら見に行ってもいいかな？｣

宏｢まだレギュラー入りできるかも分かんないよ。
でも、自分の名字を入れて下さい！さんが見に来てくれるなら
レギュラー入りできるように頑張らないと。｣

｢本当？ありがとう！
私楽しみにしてるね！｣

宏｢うん｣

｢あ、そういえば、光くん何か言ってた？｣

宏｢え？光？
まぁ、ちょっとは話聞いたよ｣

｢そっか。
元気にしてる？｣

｢うん。｣

自分の名字を入れて下さい！さんは笑顔で

“元気そうでよかった…
薮くんみたいな優しい友達がいるなら
安心だね。”

って。

自分の名字を入れて下さい！さんはまだ光のことが好きみたいだった。

ねぇ、自分の名字を入れて下さい！さん、

キミにとっての一番になれる日は

来るのですか？