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向こうはやっぱり気づいていないみたいだけど、時々Aちゃんと男の人の姿を見かけた。
新学期開始まで残り一週間まで近づいていた。
宏｢やべ、宿題やってねぇ｣
あっちぃ…
部屋にいても暑くて落ち着かないから、
涼しい図書館に行って宿題を片付けることにした。
自習室は空いていた。
端っこに座る。
“宏太くん？”
愛おしい声が聞こえた。
宏｢Aちゃん
どうしたの？｣
｢宿題終わってなくてさ
宏太くんは？｣
宏｢俺も宿題終わってなくて｣
｢そっか、一緒だね
となり座っていい？｣
宏｢うん｣
お互い会うのが久しぶりだから、会話はぎこちなかった
｢もう九月になるのに暑いね｣
宏｢だな｣
黙々と俺は英語、Aちゃんは数学の宿題を進めていた。
やっぱり英語は苦手だ。
となりを見ると、悩んでいる横顔が見えた。
宏｢Aちゃん｣｢宏太くん｣
｢かぶっちゃった｣
宏｢いいよ先｣
｢数学わかんなくて｣
宏｢教えてあげるよ
代わりに英語わかんないから教えて｣
｢もちろん！｣
薮っち先生と(名字)先生の夏期講習が始まった。
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☆有奈★ - いつも楽しく読ませていただいてます！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！よろしければ友達お願いしていいですか？ (2017年4月3日 15時) (
レス) id: 11f97d0fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺甘☆.。.:*・°☆. | 作成日時：2017年2月2日 9時
