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練習をする選手が集まるグラウンド。北風吹き抜ける寒い場所で、薄着の子供が背中を丸めて震えていた。
休憩中、グラウンドから抜け出して声を掛けてみれば、

「今日、寒いねえ。」

と、子供は血色の無い顔を上げてはにかんだ。
嫌なくらいの同情心に頭も体も支配され、冷えきった体を抱き上げると駐車場に停めていた自身の車に押し込む。

いけない事をしているなんて事くらい、頭では理解している。



───

⚠️ ATTENTION ⚠️

※ 本人様、球団とは一切関係ありません

※ 男性同士の恋愛表現

※ 完全捏造

※ なんでも許せる方向け執筆状態:完結


































おもしろ度の評価
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点数: 10.0/10 (58 票)

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とら(プロフ) - 面白かったです。途中飽きてしまい読むのを放棄していたのですが最終話を読んだ瞬間なぜ読まなかったのか自分を疑いました。完結の仕方もとても奇麗に終わっていて言葉の使い方も面白かったです。言葉て表せれないくらい好きです。 (5月6日 22時) (レス) id: 6599ce4bfc (このIDを非表示/違反報告)
ゆああ(プロフ) - すごく面白かったです。最後の終わり方がすごく綺麗で読み終わった後もじーんと何か残るものがあります。すごくいい作品に出会えてよかったです。完結おめでとうございます。素敵な作品をありがとうございます。 (4月21日 22時) (レス) id: 5dd8a2525c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年4月6日 1時

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