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「だって、ここは危険過ぎる。いつ何が起こるか分からないような場所だし、それに……」
「……？」
「……いや、なんでもないよ。」
「お待たせしました。オムライスでございます」
店員がテーブルの上に2つの皿を置く。
湯気が立っている。
とても美味しそうである。
「わあ、おいしそうだねぇ。早く食べよう」
「う、うん……」
ローリーは手を合わせ、「いただきます」と言うとスプーンを手に取り、口に運んだ。
その様子をユウはじっと見ていた。
「？どうしたの？」
「...いや、その、僕よりも、お兄さんだなぁって」
「...お兄さん...」
ローリーは不思議そうに首を傾げるが、直ぐに吹き出した。
「ぷっ、アハハッ」
「な、なんで笑うのさ！」
「いや、ごめんごめん。まさかそんなこと言われるとは思ってなかったから。だって僕、ずっと12歳だよ？」
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作者名：あまちゃん | 作成日時：2023年4月9日 22時
