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土方歳三と雰囲気や仕草が似ている、そのくせ弱そう。



それが兼定が私を嫌っている理由らしかった。



「中学高校と番長はってきた私を弱そうね…そんなに似てる?」

「そうですねぇ、確かに頑固なところは同じだけど…でも土方さんは煙草は吸わなかったから」




私は煙をはいて、中断していたパソコン業務を再開する。




「いやもう私これないと生きていけないんだわ」

「身体に悪いんだし程々にしてください」




国広は吸殻のたまった灰皿を持って立ち上がる。




「これ捨ててきますね」

「ごめん、ありがと。ついでに第一部隊に召集かけてくれる?明日の出陣の軍議開くから」

「はぁい」




部屋を出ていこうとして、国広はふいに立ち止まった。





「主さん」

「ん?」




大きな青い瞳がきゅっと細まる。





私は国広のちょっと困ったような、それでいて楽しげなこの笑い方がとても好きだ。




「主さんは主さんだよ。兼さんはたぶん…ちょっと混乱してるだけだから。あんまり気にしないでください」






それに、と国広は小さく付け加えた。






「僕は主さんの刀でよかったと思ってます」





顔を真っ赤にして走り去る足音を聞きながら、新しい煙草に火をつける。






「私もそう思ってるよ、国広」

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切れかけミサンガ(プロフ) - 孤縷さん» うわっ本当だバカがバレてますね…ご指摘ありがとうございます、他にも何かあれば仰ってください! (2018年1月29日 19時) (レス) id: 7b9e52a361 (このIDを非表示/違反報告)
孤縷 - あの…15ページで、1日に10本なら1ヵ月では300本ではないでしょうか。一年でも3600本になりますし。なんか偉そうにすみません。続編でも頑張ってください! (2018年1月29日 16時) (レス) id: 6e76e80232 (このIDを非表示/違反報告)
切れかけミサンガ(プロフ) - *posu*polejumpさん» 有難うございます!少しだけお待ちください_(:3 」∠)_ (2018年1月29日 6時) (レス) id: 7b9e52a361 (このIDを非表示/違反報告)
*posu*polejump(プロフ) - 続編頑張ってください!! (2018年1月28日 18時) (レス) id: 43ac6ebefc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:切れかけミサンガ | 作成日時:2017年12月27日 11時

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