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#12 ページ14

『あの、夜久さん。』


「ん?なんだ?」


『俺の声のこと誰にも言わないでください』


と、かろうじて聞こえるようなボリュームで言う。


「コンプレックスとか、なんかだろ?
平気だ。言わない。」


『ありがとうございます』と言って、俺は頭を下げた。


『ところで、夜久さんはサボりですか?』


と、俺は聞くと「おう」と笑って返してくれた。


「ちょっと眠くて」


『夜久さんも不良ですか?』


と、からかうように聞くと「お互い様だろ」と返してきた。
まず、オカンなのにサボってもいいのだろうか。
そんな、考えはすぐにやめ俺は寝っ転がった。


『俺、寝ますね。』


と、言うと優しくおやすみと言ってくれた。


そして、俺はゆっくりと瞼を閉じ

眠りについた。






♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・'゜☆.:*:・'゜♪.:*:


夜久side



瑞月が眠ってしまった。

瑞月は、同性の俺から見ても顔が整ってて、イケメンっていう分類のヤツなんだなって思ってる。

てゆうか、寝顔が女っぽい――――

いやいやいや。俺どんだけ瑞月のこと見てるんだよ。

相手、男だぞ?

俺はホ〇じゃないし。

ホ〇じゃないし。



でも、声といいこの顔といいよく考えてみれば女かも知れない。


と思っていたら、『んん』と言って、瑞月が寝返りを打った。
床コンクリートだから痛いだろうに。


プチッ

と音がする。

俺はなんの音かわからなかったが瑞月の方を見た。

そしたら、黒い髪の下から銀色の髪がチラッと見えた。

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しん(プロフ) - 黒龍さん» コメントもご指摘もありがとうございます!直しますね! 更新遅めですがお待ちください! (2017年8月24日 11時) (レス) id: 9e835b5eea (このIDを非表示/違反報告)
黒龍 - #8だけ、夢主君の一人称が 私 になっています。更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 5be32368dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しん | 作成日時:2017年4月25日 21時

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