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第2話 ページ35

リリー「A」

エドA「もう直ぐ会議だ、早く来い……そいつは誰だ?」

リリー「俺の友だ」

エドA「友? つったらエクシードじゃないのか?」


リリーは言っていいのかとシノにアイコンタクトで確かめる。分かったようでシノは頷いた。


リリー「そうだが」

エドA「そうか…人間の姿になれるのか?」

シノ「…はい」

エドA「おっと、気持ち悪いとでも言うと思ったか?」


シノの元気のない返事にエドAは疑問に思った。


エドA「むしろ私は素晴らしいと思うがな
人間になれるのは君だけだろう?
それは個性というものだ、自分しか持っていない力…それはすごく素晴らしいものだからな」


シノはエドAに言われた初めての言葉にすごく心が軽くなった気がした。
今まで悪口を言われたことはないがこの様に言われるのは初めてだったのだ。


エドA「さて行くかリリー
そうだ、また暇があったらここにきていいぞ
私が王に話をつけておこう」


そう言ってAとリリーは城へ入っていった。
それから、シノはリリーに会いに行くことが増えた。
またエドAも一緒にいることが増えた。


「私の隊に入ってみないか」
これは、ある日エドAに言われたことである。


シノ「貴方の…隊にですか」

エドA「あぁ、もしも興味があるならでいい。私はお前を気に入った。どうせ行く当てもないのだろう?
だったらどうだ一緒にこの国を守らないか?」

シノ「ですが…所詮エクシード…役に立てるかどうか…」

エドA「お前はやれば出来るさ」

シノ「……やります…貴方の隊に入隊させて下さい」


エドAはシノの言葉に聞き口角を上げ、手を出した


エドA「よろしくな、シノ」

シノ「よろしくお願いします。A隊長」


シノはエドAの元で書類の整理やエドAが不在の際の指揮など、色々な事をこなした

戦闘に関してはエドAに体術を教わり、武器の使い方も短時間で身に付けた

いつしかAは王の名により、王国軍 第二魔戦部隊『副隊長』となった


第3話→←人間になれるエクシードの過去話



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御子柴琥珀(プロフ) - 鬼龍さん» 了解しました! ですが、更新が遅れてしまう可能性がありますのでしばらくお待ちください。 (2015年11月22日 10時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
鬼龍 - はじめまして!!このお話大好きです☆リクです!グレイと甘々で、実はみんなに見られてたっていうのを!なんかマニアックですが、、、お願いします!!更新頑張って下さいね♪ (2015年11月22日 1時) (携帯から) (レス) id: 760e5be9ef (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 銀の妖精さん» まぁありがとうございます。頑張ります! (2015年8月10日 22時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
銀の妖精(プロフ) - 初コメ失礼します。本編からずっと見てます!この作品本当に大好きです!!!!なのでお気に入り100人突破(正確には130人?)、自分のことのように嬉しかったです笑 更新頑張ってくださいね♪応援しています!!! (2015年8月10日 18時) (レス) id: 87a172a744 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423  
作成日時:2015年8月10日 17時

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