558話 獅子の君にネタばらし ページ8
レオナside
ﾚｵﾅ｢ん……｣
昼寝していたら頭に違和感を覚えゆっくり目を開けば、そこにはアイツらがいた。
ﾗｷﾞ-｢あ、起きた。｣
貴｢おはよう。レオナ｣
ﾚｵﾅ｢何の用だ…｣
突然俺の昼寝を妨げたかと思えば
貴｢ごめんなさい……。｣
急に謝り出すA
ﾚｵﾅ｢あ？なんの事だか……｣
全てを察したが、こんな風に謝るAが珍しくて知らぬふりをする。
貴｢……その……貴方に嘘の情報を撒いてしまったから……。
私とケイトが恋人になったとか……。
それに犯人だと疑ってしまったから……謝りたくて。｣
しゅんとしてしまうAに少しだけ罪悪感が湧いた
ﾚｵﾅ｢んな顔すんじゃねぇ……別に怒っちゃいねぇよ。｣
あやす様に頭を撫でてやれば少し安心したように俺の目を覗き込んでくる。
まるで子どもだな。
ﾚｵﾅ｢それに、お前のことだからだろうと思ってた。
だが、今度からは頼れよ｣
柄にもなく優しく笑いかければAも笑ってくれる。
だけどそんな中、空気が読めないやつが1人。
ﾗｷﾞ-｢本当だったらどうしようなんて少し焦ってたくせに、｣
ニヤリと挑発的な笑みを浮かべるラギー。
ﾚｵﾅ｢うるせぇ……。｣
後で覚えてろよ……。
案の定Aは怪しい笑みを浮かべる
貴｢へぇ……あのレオナが私に恋人が出来たくらいで焦るなんて……ふふ……｣
挑発するような言葉に、いつものように喧嘩になるなんて思ったか？
残念だったな。
ﾚｵﾅ｢あぁ、そうだよ。お前が取られちまったらどうしようって焦った。
……お前だけは誰にもやりたくねぇから……｣
ぎゅっと優しくAを抱き締めれば、予想外のことにAは顔を赤くする
貴｢へ、｣
ﾚｵﾅ｢そんな可愛い顔も、全部俺だけのものにしてぇ……
……Aが好きだ……｣
愛おしくAを見つめ、両手で頬を包めば焦るように俺の腕から逃げ出した。
貴｢っ……か、からかわないで……
私が騙したから仕返ししてるのね！！！……タチが悪いわ！！！
わ、私はもう行くわ……｣
それは、雄と意識されてるって希望持っていいって事だよなぁ？ｸｸｯ…
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のん - すっごく面白かったです！ (2022年3月25日 19時) (
レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん！コメントありがとうございます！！更新頑張りますっ！！ (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください！ (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月26日 23時
