(9)鏡 ページ11
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そして数ヶ月後、出来上がって映画をみんなで見に行った
ルンルンとご機嫌で映画館に入っていった虎杖と釘崎と五条の3人は、終わって出てきた途端頭を抱えた
「俺ら出たのに映ってなかった…!!」
「なんでAさんと伏黒しか映ってねえんだよ!!いやAさんはいいとしてなんで伏黒が!!」
「このグッドルッキングガイ五条悟を映さないってどういうこと!?」
あの監督に文句を言わなければ、と奮い立っている彼らをAと伏黒は後ろから見守っていた
Aはくすくすと笑いながら伏黒に昨日あったことを教える
『カメラ目線激しかったらしいから仕方ないねー、監督から後で電話来て、あの3人のこと超笑ってた。
あと、なんか面白い動きもしてたらしいよ。ロボットみたいな』
「それ、逆に見てみたいですね
でも俺らも映ってたって言ってもほんの少しですけど」
『エキストラってそんなもんでしょー
でもね、監督は私らのこと褒めてたよ。
本当の恋人みたいだったって』
「…!」
Aは伏黒の異変には気づかず、恵が手を握ってくれたおかげだとそう話していた
けれど、伏黒の反応が無いことにやがて気づいて、その顔を覗き込む
『どうかした?』
「……いえ」
「なんでもないです」と言って、虎杖たちの元へ先に歩いていった
それを不思議そうに見ながらAも後を追ったのだった
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ほやっく(プロフ) - souさん» コメント嬉しいです〜!!読んでくださりありがとうございました!!! (2022年1月23日 10時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様です!私も恵くん大好きなのでオチが恵くんでとっても嬉しかったです!! (2022年1月22日 21時) (レス) @page40 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほやっく | 作成日時:2021年3月3日 19時