俺らのねーちゃん、ちょーサイキョー【東リベ】

ねーちゃん ページ4

母にも初めて怒鳴った

そして3発殴った

その相手の男は殴りすぎて気を失っていた

今までの気持ちを叫んで全て曝け出した。




数時間怒鳴っていたので喉はカラカラ、涙ももう乾いていた。



『______っ、わかったらもう私たちに関わらないでよ！母さん！もう帰って来ないで！！』




いいんだ。今までのお金は欲しいものがなかったから使っていない。



しばらくはもつ。



「____________そう！別にあんた達なんてそろそろ捨てようと思ってたし！もう帰って来ないわよ！！」

母もムキになったのだろうそう叫んで

男の人と家を出て行った。



これで弟達を脅かす存在はいない



疲れて座り込んだ





「･･････ねーちゃん？」

『？･･･蘭？竜胆は？』

「寝てるよ」

『そう。蘭は何にもされてないよね？』

「うん、だいじょーぶだよ」


蘭はへにゃと笑ったけどほおが少しだけ赤い。

母か男に殴られたのだろう。


『ごめんね。ねーちゃんが帰るの遅かったから･･･』

「ううん。ねーちゃん、助けに来てくれたじゃん。俺それだけでも嬉しかったし。ありがと！ねーちゃん」


また、嬉しそうに笑ってくれた。






その日から彼らを絶対守るって決めた。

幸せにするって決めた。

だから______





『素直になれなくてごめんね？』





まだ両側で寝ている弟達の頭を撫でる

私は2人に大人に早くなって欲しい。

私がいなくなっても大丈夫なように。





『______偶にはサボるか』



そう言って私はまた、眠りについた

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