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「結局何にしたの?」
「チョコなんたらかんたら、、、ってとにかくクソ名前長ぇやつ、一応前と違ぇのにした!お前は?」
「あたしも違うやつ!フルーツいっぱい入ってるの」
なんとか2人共、多すぎるメニューの中から前回とは違う商品を注文出来たようだ。
「って、お前食うの遅すぎね?俺もう食い終わるよ?腹減ってねーの?」
「そ、そりゃあ男子と女子だもん!食べるスピードが違うよ」
「んー、そんなもんか?」
食べるスピードが違うことは確かだが、この後千冬に想いを伝えるんだと思うと、中々クレープが喉を通ってくれない。
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「ふぅ、、、」
「お、食えた?」
川をぼーっと眺めたり、メールをしていたのか携帯をいじっていた千冬がこちらを向く。
「うん、おなかいっぱい」
なんとか食べ終わったが、かなり待たせてしまったな。
「んじゃ帰るか〜」
「あっ、ちょっと待って!」
鞄を持って、立ち上がろうとした千冬を止める。
「ん?どした?」
再び千冬が隣に座るのを確認した私は、千冬の方へ体を向ける。
「???」
突然自分の方を向いたと思ったら、口をパクパクさせる私を見て戸惑っている様子。
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「あ、あのね!」
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香恋 - ジョン子。様!更新ありがとうございます( ; ; )嬉しいです〜!ご無理なさらずにお話の続きが読めたら幸いです(^ ^)イヌピーも千冬も大好きなのでまた1から読んでます…!続き楽しみにしてます( ´ ▽ ` ) (2023年2月12日 1時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
ジョン子。(プロフ) - 香恋さん» 香恋さま コメントありがとうございます!更新が滞ってしまい申し訳ないです(;_;) (2023年2月6日 2時) (レス) id: 7b49d2ad7b (このIDを非表示/違反報告)
香恋 - 面白くて一気に読んでしまいました。良いところで終わってる…!続きをお恵みください…( ; ; ) (2023年1月23日 9時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年6月9日 0時