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売上が書かれた紙を提出した後、昇降口へと向かうと、何やら人が話していた。
────ごめんね、帰るところだったのに引き止めて
────いや、別に大丈夫だけど、、、どした?
(ん?)
聞き覚えのある声だな。
相手にバレない様、チラッとそちらを覗くと見えたのは隣のクラスの女の子と、
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(やっぱり千冬だ、、、)
青宗くんが校門の所で待ってるし、靴を履き替えたいのだが、大事な話っぽいので行くに行けず、盗み聞きしている形に。
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────あのね、、、私、松野くんの事が好きなんだ。松野くんが良ければ私と付き合って欲しいです。
こ、告白現場だった、、、!
ますます靴箱の方に行けないじゃん!
千冬、なんて返事するんだろう。
長い沈黙が続いた後、
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────悪ぃ。俺、好きな人がいんだ。
千冬はそう呟いた。
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香恋 - ジョン子。様!更新ありがとうございます( ; ; )嬉しいです〜!ご無理なさらずにお話の続きが読めたら幸いです(^ ^)イヌピーも千冬も大好きなのでまた1から読んでます…!続き楽しみにしてます( ´ ▽ ` ) (2023年2月12日 1時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
ジョン子。(プロフ) - 香恋さん» 香恋さま コメントありがとうございます!更新が滞ってしまい申し訳ないです(;_;) (2023年2月6日 2時) (レス) id: 7b49d2ad7b (このIDを非表示/違反報告)
香恋 - 面白くて一気に読んでしまいました。良いところで終わってる…!続きをお恵みください…( ; ; ) (2023年1月23日 9時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年6月9日 0時