. マフィア幹部の彼女は青葉城西でマネージャーしてるらしい

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此処は何処だろう。



真っ暗な場所、



何も見えない、何も聞こえない。



何故ここに居るのかも分からない。



目の前が急に明るくなったかと思うと、そこは医務室だった。



ｴﾘｽ｢A！今日は何する？｣



｢何しよう！
リンタロウ！何がいいと思う？｣



森｢二人でお絵描きでもしていたらいいよ、私はまだ仕事が残っているからね｣



｢えぇ〜！！｣



ｴﾘｽ｢リンタロウなんか放っておけばいいのよ！！｣



｢そうだね！！｣



まだ私が幼い時だ。



親が死に、一年が経った時。



｢エリス！ケェキ食べよ！｣



ｴﾘｽ｢えぇ！｣



私はずっと、医務室でエリスと遊んでいた。



懐かしい。



そう思っていると場面が変わり首領室となった。



私が仕事を始めたばかりの時だ。




森｢今日はある組織の壊滅に向たまえ。｣



｢御意。｣



ｴﾘｽ｢A！もう遊んでくれないの？｣



｢すみませんエリス嬢、仕事がありますので.....｣



いつしか私はエリス嬢とも遊ばなくなり、一人にしていたんだ。



“仕事”だと言い、彼女を悲しませていた。



するとまた場面が変わり、高校に入学をした時。



初めて排球を見た時の事、




彼らと笑いあったこと、




及川ファンに詰められたこともあった。




たった二年とちょっとだったけど、彼らに沢山の思い出を貰っていたんだ。




“仕事”に取り憑かれ、本来のことを忘れていた。




仕事ばかりではなく楽しむということを。




ゆっくりと目を開くと光が目に入り込んでくる。




尾崎｢A？！｣



｢姐、さん.....｣




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