【黒子バスケ】 転校して来た私はキセキの世代の最強選手…って本当？

第４４Ｑ　過去　バケモノ ページ17

何か体が軽い…。アイツとやってる時からそうだ

　普通なら重くなるハズだけど、逆に軽くなってきている

　今日の私はどうしたんだろう…。

　今なら誰にでも勝てる気がする。

凛「何ボーッとしてんの！？始めるわよ！！」

A「…。」

　何かうるさい…。せっかくいい気分なんのに…

凛「私達からいくわ！！」

　少し優しくしてあげようと考えていたのに…

凛「アイツ、動いてない！今のうちにガンガン打ちなさい！！」

「何で動かないんだろう？」

「いいから入れちゃおう！！」

　残念だな…。


シュンッ―――――


｢えっ…？」

「何？今、何が起こったの！？」

「てか、ボールは！？」

「あれ！？さっきまで私が持っていたのに！！」

凛「何…さっきのは風…？」

　ガコンッ

全員ーA：！！？

A「あれ…？まだそこにいたの…？」

　私はゴールを入れ、後ろを振り向いた

凛「え…？何…？アンタいつボール奪ったのよ！！」

A「いつって今だよ。あの子がボール持っていたから奪って、アンタら全員抜かしてゴールに決めた。」

凛「じゃ…じゃあ………さっきの風は…アンタだって言うの…？」

A「風…？あのくらいのスピードで？騒がしいな…」

「バ…バケモノ！！」

「あんなの人間なんかが出せるスピードじゃない！！」

A「バケモノ…？フフッ…それでいいよ。だって私…バケモノだもの…。」

蘭：！！

凛「あ…あぁ…」

A「それで、まだこのバケモノとやるつもり…？」

凛「っ！！」

　その後、アイツは私の前から逃げ去った

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