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Gwの宮城遠征を目の前にした日の朝。





黒尾「おはよ、A」



『あ、黒尾先輩!』



黒尾「朝早ぇのな、マネージャーさんは」



『黒尾先輩こそ、今日は早いですね』



黒尾「まぁな」





昨日の帰りに研磨が、



「Aいつも朝早く来てるっぽいしたまには行ってあげれば?」



なんて言うから来てみたら本当にいたってわけ。





多分研磨は俺の気持ち気付いていやがる。





「クロもAと2人きりになれるんじゃない?」



なんて少しイタズラな目で言っていた。





『なんか用事あるんですか?』



黒尾「いや、Aが早く来てるって聞いたから俺も早く行こうかなって」



『なんで…ですか?』





コイツはいつもこうだ。





俺が自分のことを好きだって気付いてるはずなのに。





黒尾「Aと2人でいられるから」



『またそういう事言って…』



黒尾「…分かってんだろ、ばーか」



『ちょ、先輩…』





部室で準備をしていたAに軽くチョップを入れる。





『黒尾先輩の方こそ、気付いてるくせに…』



黒尾「ん?なんて?」



『なんでもないですよーっだ』





聞こえないふりをした。





茶髪の隙間から覗く顔は赤くなっていた。





黒尾「おーおー、そんなに赤くなっちまって」





なんてAの髪を耳にかけて言った。





『ばっ、ばかっ…!///』



黒尾「先輩にバカって言っちゃうわけ?Aチャンは」



『黒尾先輩が悪いんですよ…!』



黒尾「可愛いこと言ってんじゃねぇ」





この照れてる顔を見るのが堪らなく楽しい。





黒尾「ほんじゃ俺も準備すっか〜」





なんて言って、制服のボタンを外す。





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オタク - クロいいですよね!私も好きです! (2021年2月14日 23時) (レス) id: 66de9d263b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.  
作成日時:2020年4月17日 12時

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