検索窓
今日:21 hit、昨日:6 hit、合計:61,789 hit

#38 ページ38







黒尾「ほら早く起き上がれって」



『やですぅ私布団と結婚するんですぅ』





Aの体の下に手を入れてお姫様抱っこをして持ち上げる。





黒尾「俺一応男なんでね、女の子1人くらい持ち上げられます」



『そーやって何人もお姫様抱っこしたんですか』



黒尾「お前寝起きは毒舌気味だな、顔は可愛いのに」



『黒尾先輩が意地悪するからじゃないですか』



黒尾「可愛いから意地悪したくなっちゃう」



『相変わらずですね下ろしてください』



黒尾「しゃーねぇな」





コイツの背の割には軽かった気もした。





そんでAが居なくなった腕は少し寂しい。





黒尾「なぁここ、2人きりだよ」



『何が言いたいんですか?』





コイツ分かってやがる。





黒尾「ちゅーしてよ」



『私まだ寝起きですよ?』



黒尾「俺もう起きてから2時間経ってる」



『早起きですね』





なんて言って部屋から出ようとするAの腕を掴む。





黒尾「逃げようと思うなよ?」



『あ、バレました?』





口ではそんなこと言って、少し嬉しそうな顔。





黒尾「キスして欲しそうな顔してんじゃん」



『黒尾先輩もそーゆー顔してますよ』



黒尾「俺がキスしたいから言ったんだよ」



『でもダメです。ご飯食べて歯磨きするまで我慢して下さい。』





イタズラな目がそそる。





『我慢出来たらキスしていいですよ』



黒尾「なぁに焦らしプレイ?」



『ほら行きますよご飯始まっちゃいます』



黒尾「そもそもお前が起きねぇからだろ」



『朝は弱いんです』



黒尾「開き直んな」





2人でマネの部屋を出て、食堂に向かう。





半分以上が集まって、もう食べてる奴らもいた。





「我慢出来たらキスしていいですよ」



なんてAが言うから、食べてる途中もAの唇に意識が向いてしまう。





あー俺いつからこんなにゾッコンになったんだ。





前の彼女はもっと軽い感じで付き合ってたのに。





コイツのせい。





コイツが、可愛すぎるから。





#39→←#37



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
154人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 黒尾鉄郎 , 音駒
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

オタク - クロいいですよね!私も好きです! (2021年2月14日 23時) (レス) id: 66de9d263b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.  
作成日時:2020年4月17日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。