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*
『そろそろ夕飯の時間終わっちゃいますよ』
木兎「え!!」
赤葦「行きますか?木兎さん」
木兎「行かねぇと!メシ食えないのは嫌!!」
そして俺達は食堂へ向かい、食事を済ませた。
『私はまだ仕事があるのでこれで失礼します!おやすみなさい!』
Aと分かれ、風呂に向かう。
赤葦「どっちから告ったんですか?」
黒尾「Aだよ」
木兎「えーてっきり黒尾が一方的にベタベタしてるだけかと思った!」
黒尾「失礼な、結構A俺のこと好きだぜ?」
まぁ1年くらい両想いだし。
木兎「くぅ〜俺も言いてぇ!!」
赤葦「本当ですよ、いいですねラブラブで」
黒尾「もしかして赤葦、Aのこと好きなの?」
赤葦「違いますよ、好きな人もいないです」
黒尾「良かった〜」
赤葦「’’今は’’ ですけどね」
ん?
黒尾「どういう意味だ」
赤葦「もしかしたら好きになるかもってことですよ」
コイツ、割と肉食?
赤葦「まぁでも俺もそんな彼氏持ちって分かってて手出すほどダメな男じゃないんで」
黒尾「俺が離したら…ってことか?」
赤葦「さすが察しがいいですね」
黒尾「離す気さらさらねぇし」
赤葦「Aも離れる気は無いようですしね」
木兎「久遠ちゃん試合中黒尾のことすげぇ見てるもんな」
赤葦「はい」
そうだ、これよく言われるやつ。
自分では気付かねぇけど、
アイツ俺のことそんなに見てんのか?
ほんと可愛いことするよな。
黒尾「ほんっと可愛い」
木兎「結婚式呼べよな!」
黒尾「任せろ」
今後A以上可愛いと思える奴と出会えるなんて思わないし、
出会いたいとも思わねぇ。
Aにも、
俺以上の男とは出会ってほしくねぇけど。
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オタク - クロいいですよね!私も好きです! (2021年2月14日 23時) (レス) id: 66de9d263b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.
作成日時:2020年4月17日 12時