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木兎「なぁ黒尾〜!自主練付き合えよ〜」
黒尾「え〜〜〜」
木兎「なぁいいじゃんか!」
黒尾「まぁいいけど」
赤葦「木兎さん、第3体育館を開放してくれるそうです」
木兎「おっし!じゃ行くぞ〜」
俺は木兎と赤葦でその場で少し話していたとき。
赤葦「あの、黒尾さん」
黒尾「ん〜?」
赤葦「Aと、付き合ってるんですか?」
やっぱそうなるよなぁ。
そんなにイチャついてるの見られてたのかよ。
黒尾「おう、付き合ってるよ」
木兎「え!まじ!!久遠ちゃんと付き合ってるの!!!???」
なんて大声で言う木兎。
黒尾「ばっか!!声デケェって!」
木兎「あ!!すまん!」
みんな木兎の言葉に反応していた。
黒尾「まぁ別に隠すつもりもねぇけど」
木兎「なぁ見て久遠ちゃん真っ赤になってるかわいー!」
赤葦「人の彼女可愛いって黒尾さん嫉妬しちゃいますよ」
黒尾「赤葦も言うじゃん、けどAは可愛いからな」
赤葦「溺愛じゃないですか」
黒尾「たりめぇだろ」
そして木兎が何かをひらめいたように声を上げた。
木兎「久遠ちゃーん!」
こっちに目を向けるA。
木兎「自主練付き合ってよ!!黒尾もいるし!」
黒尾「テメェ最後の一言余計だろ」
木兎「来てほしくねぇの?」
黒尾「Aといれるなら願ったり叶ったりですぅ〜!」
そこにパタパタと寄ってくるAが可愛くて仕方ない。
ただ、木兎に向いてる目はそんなに可愛くないけど。
『お手伝いですか?』
木兎「おう!ボール出しお願いしてもいーい?」
『あ、はい!』
黒尾「ほんじゃ行くか」
なんてAの手を取った。
『ちょ!黒尾先輩!?』
その後に続いて木兎と赤葦も出てくる。
赤葦「ラブラブだね、A」
『い、いや別にそんなんじゃっ…!///』
だからその赤い顔他人に向けんなっつーの。
黒尾「ばーかラブラブに決まってんだろ」
『せ、せんぱいっ…!///』
木兎「久遠ちゃん真っ赤だね可愛い!!」
木兎2度目の「かわいい」
『あ、ありがとうございます』
優しく笑ったAは、俺の手を握ってるはずなのに木兎の目を真っ直ぐ見ていた。
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オタク - クロいいですよね!私も好きです! (2021年2月14日 23時) (レス) id: 66de9d263b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.
作成日時:2020年4月17日 12時