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黒尾先輩を好きになるのは一瞬だった。
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その日の昼休み、後ろの席の研磨に話しかけられた。
孤爪「ねぇA」
『あ、研磨!』
孤爪「放課後って、いつも暇?」
『うん!毎日暇!』
孤爪「じゃぁさ、バレー部のマネージャーやらない?」
『なにそれ!楽しそう!』
孤爪「じゃあ放課後行くから、帰らないでね」
『わかった!』
確か、1年生のときの夏休み直前。
研磨に連れられて男子バレー部の体育館にやってきた。
『連れてこられました!』
研磨「放課後暇だからやってくれるって」
山本「うおおおおおおお!!!」
夜久「うるせぇ山本!!」
黒尾「そう言う夜久もうるせぇよ!」
主将「ほんっとお前らは…」
ああ、こういうの憧れだったなあ。
なんて思いながら楽しく見ていた。
そのときに、
たまたまこっちを見た背の高い人と目が合って、
何でか分からないけど体が熱くなった。
『あっ…』
目を逸らして、
これでもかというほどに顔に熱が集まった。
でも、
その瞬間はどこか嬉しくて、
胸の高鳴りは収まらなかった。
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オタク - クロいいですよね!私も好きです! (2021年2月14日 23時) (レス) id: 66de9d263b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.
作成日時:2020年4月17日 12時