二口堅治 ページ1
妄想題:掃除中
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二口「おー山田、お前コースどっち選んだ？」
「A」
二口「うわ一緒？変えろよ。」
「こっちのセリフなんだけど？？」
掃除中にもかかわらず青根を引き連れて廊下から喋りかけてくる二口。
次の専門授業で取り組むコースがまさかの二口と一緒。嬉しすぎてニヤケそうなのをなんとか抑える。
「Aコースってアクセサリー基礎もあるからほとんど女子なのになんで...まさか私狙われてる？」
二口「は？」
「私と一緒が良くて二口もA、」
二口「は？」
「ごめんなさい」
我ながら可愛げのない言い方だなと思う。
けど、もし素直に喜んでキモいだのなんだの言われたらって考えると…。私にそこまでの勇気はない。
「青根、Bなの！？」
青根「(コクリ)」
「青根がいないなんて私の癒しが…うわあん！」
青根「……。」
二口「...俺の時と反応違いすぎじゃね？」
青根にしがみつく私をしばらく見ていた二口。
急に近づいてきたかと思えばガバッと引き離される。
「ちょっと！なにすんの」
「…え、あれ。…青根困ってんだろ」
「そんなことない！」
掴まれた腕を「セクハラ！」とさすっていれば「青根に抱きついてる時点でお前もセクハラー」とチョップが降ってきた。
「私の癒しを奪う気か！！」
二口「んなもん知るか！」
先生「お前ら掃除しろ！！！」
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二口「うわ怒られたじゃんふざけんなよ。」
「いやブーメラン。」
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作者名：もぐ | 作成日時：2017年8月11日 0時
