２年は明日も元気です【白鳥沢】

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「ついにこの時がきた……


私の心の中に確かに燃え盛る復讐の炎。

そう、ダークネスファイアー。」


「意味深にするのやめてください

ただのドッジボールです」



メラメラと闘志を燃やすAと、それを窘める五色。


さっきの試合で全く出番がなかった牛島さんが寂しそうにしている。



決勝、プリキュア５VS建武の新政。


戦いの火蓋が切って落とされた。



「後々、Aだけをいたぶるためにも

最初は周りの騎士たちを倒さなきゃだな〜」


余裕そうな顔をして挑発する。



「アァン？


上等だぜ、この前髪ナナメ野郎。」


持ち前のヤンキー気質を発揮する白布。


「それ、お前もだからな。」



実はドッジボールが好きだった五色は、

しゃしゃり出て行った結果、戦死。


「君の頑張りは忘れない。」


「ありがとう、工。」


ビシッと敬礼をして外野に行った工を見送った。

やっとクレイジーゾーンから解放されたね。



「実は、今日のために必殺技考えてきたんだよね」


ボールを手に、二口に話しかけるA。


「か弱いAちゃんになにが出来るのかなぁ？」


どこまでもゲスい二口。


「待ってください、コイツ全然か弱くないっすよ。」


「そうだぞ、昨日なんて


瀬見さんのパンツ拾ったー！！！


とか言って瀬見さんから小一時間逃げ回ってましたし。」


とてもいらない情報。


まあ、ともかく、

源氏のパワー５リラは有名な話だ。


「そ、そうか……」


初対面の先輩のパンツ事情にさすがの二口も反応に困った。


そして瀬見さん。


あなたなんで赤面してるんですか。

注意してくださいよ。


「私１人じゃ無力かもしれない。


でも、私には仲間がいる！！」


……なんかプリキュアみたいなこと言ってるぞ。



そして合体技を繰り出した。


「みなぎるパワーをこの一球に……！！」


その結果、


大魔王、二口を討伐することが出来た。


しかし、パワーを使い果たした３人組

もとの無気力に戻ってしまい、あっさりと殉職してしまった。



一見、チームプリキュア５の負けにも見えた。


しかし、チームプリキュア５の外野にあの人がいることを忘れてはいけない。





結論：若様最強

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