【ハイキュー】元引きこもりの私が恋した貴方【宮侑】 (ページ24)

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いじめはだんだん、過激になり、辛くて、先生に相談しても、私を蹴った先輩は何もしてませんよと平気で嘘を吐き、平然と学校に来ていた。

お兄ちゃんにも言った。でも、ちゃんと話を聞いてくれる日はほとんど無かった。

後に私は学校に行かなくなり、ずっと部屋に引きこもって、動画サイトで授業動画を見ていた。

1年後、お兄ちゃんも、その先輩も卒業して、私をいじめる人は居なくなった。

でも、今から学校に行っても、きっとみんなは冷たい目で私を見るだろう。

人の目を常に気にしながら生活するようになったのは、多分この頃から。

中学3年間はほとんど家で過ごしたから、タメの友達なんて殆どいないし、作りたくないし、会いたくない。

そう思って、お兄ちゃんも行ってるし、中学の人もあまり受けないだろうと思った稲荷崎高校を受けた。

受かると思ってなかったのに、受かって、私はまた春から学校に行こう、そう思ってた

のに…

『ま、た…これ、か…』

口の中は血の味がして、足と腕はジンジン痛む。

…また、独りになる

なりたくてなってるわけじゃない

私が何をした？

何がダメだった？

何が気に入らない？

何でまた…

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こうなるの？

『うっぐ、…うぅ…』

冷たいコンクリートに涙のシミが広がり

広い空に情けない声が響く