姉ちゃん2 ページ3
*
角名side
あ〜やっちまった
さっきのブロックで少し指痛めたけど…
誰も気づいてへんと思ったら声をかけられた
ビックリして声の持ち主を見ると双子の姉、マネージャーのAさんだった
A「さっき、指いったやろ?ちょっと見るからこっち来て」
角名「大丈夫ですよ、大したことないです」
A「アカン、ほんのちょっとの怪我が大きくなるんやで」
手を見ながら呟くAさん。
まつげ長いなーなんて思ってると、
北「突き指か?大丈夫なんか?」
A「せやな、突き指や。」
北「いつや?」
じっと北さんに目を見られ、そらしながら答える
角名「最後のブロックで少し」
北「そうか」
A「嘘や。もう少し前からやろ?少し自分で様子見て大丈夫そう、バレなかったらってんで思ってたやろ?」
角名「えっ」
北「そうなんか?」
角名「…はい。すみません、でもやった感じ」
北「アカンで。テーピングしてもらい。よろしくなA」
A「わかった。じゃあ角名こっちや。ごめんね、すぐに手当て知ればよかったけど、監督に呼ばれてできんかった」
角名「大丈夫ですよ、謝らないでも…」
A「…優しいな、角名は」
腕を引っ張られながらみんなと少し離れた場所に来る
A「ここで待っててな?救急箱とってくる」
角名「はい」
俺が返事したのを見届けると走って救急箱を取りに行ったAさん
角名「…」
ボケーとしてると目の前に、双子の片割れが現れた
角名「…何?侑」
侑「突き指なんやって?大丈夫なん?」
角名「大丈夫。…てか休憩終わったんじゃないの?」
侑「大丈夫や」
角名「……何。」
侑「…姉ちゃんの手、柔らかいやろ?」
角名「……」
侑「…?」
角名「…は?」
侑「姉ちゃん、細いようやけど結構プニプニしてるんやで二の腕最高や。つまりは…そう言うことやな」
A「侑君?休憩終わってるはずやけど?」
あー、気づかんかった。後ろ居たんだな
侑「…練習戻るわ!」
そう言うと、ビューといなくなった侑
A「何やっとんねん、あとでシバく」
ごめんな〜?と言いながらテーピングをささっとするAさん
角名「いえ。…プニプニなんですね」
A「えっ?」
角名「あっ」
A「プニ?何が?」
角名「侑が…あっ」
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LiLiTo(プロフ) - 角名くんは標準語。関西弁違うよ (2020年3月14日 10時) (レス) id: 41e08bc415 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん太郎(プロフ) - メグメグさん» ありがとうございます!私も北さん大好きです書きながら死にそうでした笑新作も更新頑張りますので、よろしくお願いします! (2020年2月15日 15時) (レス) id: d963317256 (このIDを非表示/違反報告)
メグメグ - 完結おめでとうございます!北さんかっこよくて危うく死んでしまうとこでした(笑)新作の夢小説でも応援しますので頑張って下さい。 (2020年2月15日 15時) (レス) id: cb17b2775c (このIDを非表示/違反報告)
なな - 赤葦に投票で!! (2020年2月10日 19時) (レス) id: a0231add2e (このIDを非表示/違反報告)
こんなんでどうですか。 - 北さんに一票入れさせていただきます! (2020年2月9日 20時) (レス) id: 60ca9be3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃん太郎 | 作成日時:2020年2月6日 10時