【HQ】宮兄弟の姉ちゃん【稲荷崎】

姉ちゃん９ ページ11

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北side inお昼休みー屋上にて





侑「遅ない？」




治「…同感やわ。後５分いないに来なかったら突撃したるわ」




北「それはアカン。Aの事や、大丈夫や。さっ、ご飯でも食べ」




治「…いただきます。」




侑「………いただきます」




なんで、こんなに双子がピリついとるかと言うと、双子の姉Aが呼び出されたらしい




角名「いつものことだろ。」




侑「……ちっ。それにしてもくそ美味いわ。母さんの弁当」




治「マジ同感。帰ったら美味かったって伝えなきゃアカンな？」




侑「せやな、喜ぶで」




治「想像つくわ」ﾑｼｬ




ｱﾗﾝ「………いや！ﾑｼｬ！じゃないやろって！」





赤木「ツッコんだ…」





ｱﾗﾝ「ツッコまなアカンやろ！こんなん！」




北「お疲れさんやで」




ｱﾗﾝ「だって！たって！こんな！怒った顔しながら出てくる言葉が非常に穏やか！美味しかったからお母さんに感謝伝えるとかええ子なのにっ！」





大耳「…」





ｱﾗﾝ「顔が怖い！言ってることと顔の表現が合っておらん！」




侑「まぁ、冗談はさておきマジ遅ない？」




治「せやな、お昼休み入って１０分たってるで」




ｱﾗﾝ「なんなん？！この双子はっ！」




ガチャ




A「すまんすまん、遅れたわ〜…ってアラン君げっそりしてへん？大丈夫？」




ｱﾗﾝ「俺はもう双子にはツッコまんっ！」





侑「姉ちゃん！遅い！で？！呼び出しの内容ってなんや！」




A「マネージャーなりたいんやって」




治「マネージャー？！姉ちゃんだけで十分やわ！ボケぇ！」





A「えぇ…でも姉ちゃんももう三年やし？そろそろ後釜欲しいで？」




侑「そんなん必要ないわ！」




北「せやな。今はAだけで充分やわ」




A「…信介まで。ってかその子ら部員みんなにマネージャーなりたいって言って全員に断られたらしいけど？」




角名「あっ、…あの子達じゃない？ポニテとツインテの子達…ほら、しつこかったじゃん」




侑「覚えてへんわ！」




角名「同じクラスのやつやって言ってただろ」





侑「…」




A「ホンマなん？最低やで〜侑」




侑「知らんもんは知らん！」





A「まぁ、あの子らがマネになることはなかったけどね」





北「？」





A「あの子達、バレー嫌いやって…興味があるのは部員らしいわ。最後キレ気味で言われてな〜」





北「…お疲れ」





A「ん」

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