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ジョングクは口にチャプチェを咥えながらこちらを向いた。その目は大きく丸くなっていた。
『会社がね、あまりうまくいってないの。そのせいで人の温もりなんて忘れてた。
でも、ジョングクのおかげで思い出せたみたい。誰かと一緒に食べるのって、美味しいね。』
ジョングクの口には相変わらずチャプチェが咥えられていて目だけが私を捉えてる。
我に帰ったようにチャプチェを飲み込むとジョングクは少し顔を俯けた。
JK「俺、あの時助けてもらえなかったら、死んでたと思う。それだけでも有難いのにこうやって家に置いてくれて、ありがとう。」
そう言って優しく微笑んだ。
・
『わ!ジョングク、重いよ。』
JK「平気。」
帰り道、私の手にある荷物をさらっと持ってくれるジョングク。
さりげなく私を歩道側にしているのも全て、慣れている。
こんなにかっこよかったら彼女の1人や2人、いそうだけど。
『それは浮気か、。』
思わず声に出ていてジョングクは不思議な顔をして私を覗き込む。
『ふふ、そんなことするわけないね!』
「オンニ?」
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ぷよ(プロフ) - @!さん» わ!前作に続きありがとうございます!頑張りますので待っていてください〜‼︎ (2021年11月24日 7時) (レス) @page32 id: 5c437d9434 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよ(プロフ) - 勿忘草さん» コメントありがとうございます!頑張りますので待っていてください! (2021年11月24日 7時) (レス) @page32 id: 5c437d9434 (このIDを非表示/違反報告)
@! - やっぱり新作も神ですね!!気がついたら最新話まで読んでました。体調には気をつけて更新頑張ってください!楽しみにしています! (2021年11月22日 23時) (レス) id: d009c8c71f (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 凄く面白いです!作者様のペースで頑張ってください!応援してます! (2021年11月21日 14時) (レス) @page21 id: acd465ab3b (このIDを非表示/違反報告)
ぷよ(プロフ) - 彩さん» 初めまして!コメントありがとうございます。頑張りますので待っていてください!! (2021年11月21日 12時) (レス) id: 5c437d9434 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷよ | 作成日時:2021年11月20日 9時