【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【始まり・日常編】

標的１０…銀髪の不良少年（前編） ページ13

綱吉side


つい最近まで、ごく普通…よりもダメダメな中学生だったオレ…沢田綱吉

だけど、オレを立派なマフィアのボスに教育するためにイタリアからやってきたあいつ…赤ん坊の家庭教師リボーン

こいつのせいで…好きな子にパンイチで告白するハメになるは、めちゃくちゃ怖い剣道部の主将に喧嘩売られるハメになるわで…もう最悪だよ！！

だけどそのおかげで、好きな子…笹川京子ちゃんと(告白は冗談だと思われたけど…)友達になれたし、あの風紀委員副委員長の坂田Aさんとも知り合いになれちゃって、その辺は感謝してる


その後もバレーの助っ人頼まれて、ダメダメで最初は全然結果を出せなかったけど…リボーンに頼らないでやれるだけやろうとしたら、リボーンにまた助けられた…


で、今日も…リボーンのせいで大変な目にあった


イタリアから転校生…獄寺隼人君は実はマフィアで、オレを倒したらボンゴレボスになれるとかリボーンに言われたみたいで喧嘩売られた。何やってんだよー！！

だけど、またリボーン撃った弾…“死ぬ気弾”のおかげで死ぬ気になって、獄寺君はダイナマイトの攻撃をやめてくれたんだけど…



獄「御見逸れしました！！あなたこそ、ボスにふさわしい！！
10代目！！あなたについていきます！！なんなりと申し付けてください！！」



なんて負けを認めちゃって、獄寺君は俺の部下になったみたい…って、オレはボスになんてなりたくないんだってばーー！！


なんて思ってたら、ここに来る前にぶつかった3年生の三人組が絡んできた



「ありゃりゃ、サボっちゃってるよこいつら
こりゃおしおきが必要だな」

「サボっていいのは3年からだぜ」

「何本前歯折って欲し〜い？」



ヤ、ヤバイよ…



獄「オレに任せてください。消してやらあ…」



そう言って歩く獄寺君の手には、また何本ものダイナマイトが…って！！



ツ「ちょっ、まってよ獄寺君！ダイナマイトはだめだって！」



慌てて獄寺君を止めようとした…その時、何かが獄寺君と三人組の間の地面に突き刺さった

そこにあったのは、少し前に見たオレ達の普通のとは違う黒いセーラー服の…



『ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ。発 情期か、てめーら』



そんな声が聞こえて視線を向ければ、あの人が…坂田さんが前に剣道場であった時と同じように、少しだるそうに立っていた


続く

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