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I never want to forget about you. ページ33
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わたしは、不幸なんかじゃない。育った家とか、まわりは最悪だったかもしれないけど、でも、今が幸せだからそれでいいの。
優しい店長がいる、そこそこに楽しい職場があるし、好きなものに囲まれて暮らせてる。それだけでも、充分すぎると思うの。
それで、満足してたのに。
「この指だけでいいから、おれにちょーだい」
なんて言うから、もっと欲しくなっちゃうの。
わがままかもしれないけど、わたしのせいじゃないから。旦那さんのせいだから。
「ねーぇ、今日お店来てよ」
「えー、新作入ったの？」
「うん、好きそうなトップスとか入るの」
「じゃあ一日中居座ってやろ」
とか言ってても、知ってるよ。雨の日は、わたしをひとりで出歩かせたくないことも、晴れてても、できればひとりでいさせたくないことも。
でも、大丈夫だから。あなたが思うより、わたしはきっと、強いから。
だから、まだ、義務じゃなくて、権利として、好きでいて。そばにいて。
I'll tell you about us. by まふまふ→←I'll tell you about us. by nqrse
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Rin(プロフ) - しゅーずさんや3部さんやS!Nさんの作品と初めて巡り会えてテンションあがりました！もっとのびてほしいです…これからも更新楽しみにしています！ (2019年7月15日 21時) (
レス) id: 6f41a7d296 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：硝子体 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/glass/
作成日時：2019年6月26日 20時
