9話 ページ10
心配になった私はキルアにゴンを探してくると伝え、後ろを振り返り走り出そうとした。
が、キルアに腕を掴まれる。
キ「おい!行ったらもう戻れなくなるんだぞ!」
『それでも私はゴンが心配だから…!もし死んでも後悔はない!』
キ「っ!!」
『私は絶対2次試験会場に着くから!』
キ「知らねーからな!」
また後で!と言い、私はキルアの腕を離しゴンを探す。
ちぇっとキルアは先頭集団を追いかけていった。
『ゴン…どこだろう…』
そう思って進んでいると、
「今だ!」とクラピカらしき声が聞こえた。声の大きさ的にどうやらそう遠くはなかったようで、私は急いでその方向へ向かう。
その場所へ着いた時には既にゴンがヒソカに首を掴まれていた。
本能なのか勢い良く地面を蹴り、私はヒソカの腕に見事に蹴りをいれる。
パッとヒソカがゴンを離すと同時に私はゴンの前に立ちはだかる。
『ゴンに触らないで。レオリオは無事なんだよね…?』
殺気を放ちながらヒソカに言う。
正直物凄く怖い。
ヒ「クククッ、安心して♤キミの仲間は殺しちゃ居ないよ♧彼は合格だから♡ 」
と言うヒソカに私は少し安心するが、気を抜いちゃいけない…!
合格…?何それ…。
私はぐっとヒソカを睨みつける。
ヒ「そんなに睨まれたら照れちゃうなぁ…♡キミはどうやら強いみたいだね〜♡うん、キミ達も合格♧いいハンターになりなよ♤」
するとヒソカからプルルプルルプルルと着信音が鳴る。
「ヒソカ、そろそろ戻ってこいよ。どうやらもうすぐ2次会場に着くみたいだぜ」
恐らくヒソカの仲間であろう声が携帯から聞こえる。
ヒ「オーケー…すぐ行く♧」
と返事をしてピッと切り、立ち上がって「お互い持つべきものは仲間だね♢」とレオリオを担いだ。
ヒ「2人でも戻れるね?そこのお嬢ちゃんがいるから大丈夫だろうけど♤」
と私を指さす。ゴンは私の方を見るなり、コクっと頷いた。
ヒ「いい子だ♧」
とヒソカはその場から立ち去った。
唖然としているゴンに目をやる。
『ゴン…?気付かなくてごめんね。大丈夫?』
ゴ「うん!助けてくれてありがとう!」
『全然…!寧ろ遅れちゃった…』
すると後方から「ゴン!大丈夫か!」というクラピカらしき大きな声が聞こえた。
ゴンと私は振り返るとやはり声の主はクラピカのようでこちらに走って来ていた。
ゴンは「大丈夫!」と言い、レオリオの香水の匂いを辿り2次試験会場まで走った。
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まりも(プロフ) - リフレインさん» 大変申し訳ございません!!!学校生活が忙しく頂いたコメントに返信が出来ていませんでした(><)リメイクが終わりましたので2を出してます!! (2021年7月8日 21時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
リフレイン(プロフ) - すごく読むのがたのしかったです2が見たいのに見れない…(泣) (2021年6月7日 19時) (レス) id: e34760b102 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - にっしぃさん» 初コメありがとうございます!(><) 作品を楽しんで頂けて嬉しいです!これからも更新頑張りますね!´`* (2021年3月22日 22時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
にっしぃ - 素晴らしいと思います!応援してます! (2021年3月22日 19時) (レス) id: 58d1be9695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも x他1人 | 作成日時:2021年2月5日 0時