33話 ページ34
ハッとゴンは息切れをしながら飛び起きる。
サ「目覚めましたか」
ゴンがここは…と聞くとサトツは最終試験会場横の控え室だと答えた。
よっこいしょと椅子から離れずにゴンの横に移動するサトツ。
ゴ「そっか…ハンター試験の最中だったんだ」
サ「腕はすぐにくっつきますよ。非常に綺麗に折ってくれてます。寧ろ完治後には上部になるくらいのもんです」
と丁寧に説明するサトツを横にゴンはハンゾーを思い浮かべる
サ「なにはともあれ、合格おめでとうございます」
ゴ「サトツさん……オレ…」
ダメです、と言いながらゴンの手を取り握手をする
サ「不合格者が何を言っても合格できないのと同じく、合格した者を不合格にすることもできません。あとは君の気構えしだいですよ...」
ゴンとサトツは真剣に話をする
ゴ「あっ、他の人はどうなったの?まだ試験の最中でしょ?」
サ「いえ、試験は終了しました」
ゴ「本当に?!!」
サ「ええ、君はほぼ丸1日寝てたんですよ。ほかの合格者は簡単な講習を受けています。後で君にも受けてもらいますが」
ゴ「うん、でもそれより…誰が、落ちたの?」
サ「…それは……」
サ「キルア氏です」
その言葉にゴンは目を見開き、なんで?と問う
サ「…その前に、君が気を失った後から順を追ってお話しましょう。その方が理解しやすいと思いますから」
ゴンはコクっと頷く
サ「まず、ヒソカ氏とAさんによる第2試合。暫く戦いましたが、ヒソカ氏が負けを認め、Aさんが合格しました。
その後のヒソカ氏とクラピカ氏の第3試合でも、また
ヒソカ氏が負けを宣言し、クラピカ氏が合格しました。
第四試合はハンゾー氏とポックル氏。
ゴン君の時と同じような体制になりましたが、あっさりとポックル氏が負けを認めました。
第五試合はヒソカ氏とボドロ氏。
一方的な試合でしたが、なかなかボドロ氏はあきらめませんでした。
しかし、倒れたボドロ氏にまたヒソカ氏が何か耳打ちし、その直後今度はボドロ氏が負けを宣言しました。
第六試合のキルア氏とポックル氏は、開始と同時にキルア氏が戦線離脱。
キ「悪いけど、あんたとは戦う気がしないんでね」
彼は自信たっぷりにこう言いました。
おそらく次で勝てると判断してたんでしょう。
第七試合、レオリオ氏とボドロ氏は、レオリオ氏がボドロ氏のケガを理由に延期を要求し、先にキルア氏とギタラクル氏が戦うことになりました。」
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まりも(プロフ) - リフレインさん» 大変申し訳ございません!!!学校生活が忙しく頂いたコメントに返信が出来ていませんでした(><)リメイクが終わりましたので2を出してます!! (2021年7月8日 21時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
リフレイン(プロフ) - すごく読むのがたのしかったです2が見たいのに見れない…(泣) (2021年6月7日 19時) (レス) id: e34760b102 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - にっしぃさん» 初コメありがとうございます!(><) 作品を楽しんで頂けて嬉しいです!これからも更新頑張りますね!´`* (2021年3月22日 22時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
にっしぃ - 素晴らしいと思います!応援してます! (2021年3月22日 19時) (レス) id: 58d1be9695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも x他1人 | 作成日時:2021年2月5日 0時