32話 ハンゾーVSゴン ページ33
『ゴン!頑張れ!ゴンなら大丈夫!』
皆からの声援を貰うとゴンは笑顔で場内へ向かっていった。
試合が始まった途端、ゴンは走ったがハンゾーに手刀で落とされた。
「グッ!」
一方的に痛めつけられるゴン。ハンゾーはヒソカより劣るけど、結構強いのは私でもわかった。
あれから3時間が経過。ゴンは血だらけになりながらも"参った"と頑なに言わなかった。
ハ「…腕を折る」
ハンゾーは本気のようだった。
ハ「本気だぜ。言っちまえ!!」
ゴ「い、いやだ!!」
その瞬間、ボキッ!!と骨の折れる独特の鈍い音が広間に響いた。
でもあの折り方は治った後に骨が丈夫になる折り方だった。ハンゾーはなんて優しいんだろう…。でも決して許すことは無い。
レ「マジで折りやがった」
「……お前ら、止めるなよ。あの野郎がこれ以上何かしやがったら、ゴンにゃ悪いが抑えきれねェ」
レオリオは怒りで拳を握り締めていた。
ク「止める?私がか?大丈夫だ、おそらくそれは無い」
そんなことを言いながらもクラピカは緋の眼に変わりつつあった。
ハ「痛みでそれどころじゃないだろうが聞きな。オレは忍と呼ばれる隠密集団の末裔だ。」
ス、と片腕で倒立をするハンゾー。自慢((
過去の事を熱く語るハンゾーはどんどん体を支える指を減らしていった。
ハ「こと格闘に関して、今のお前がオレに勝つ術はねェ!」
そして支えるのが1本の指だけになったハンゾー。
ハ「悪いことは言わねェ。素直に負けを認めな!!」
ドゴンっ!という衝撃波と共にハンゾーが吹っ飛んだ。ゴンが蹴ったのだ。
「って〜〜!!くそ!!痛みと長いおしゃべりで頭は少し回復してきたぞ!」
流石ゴン…
レ「よっしゃァアア!!ゴン!!行け!!けりまくれ!」
ゴンはゆっくりと立ち上がった。
ゴ「18っていったらオレと6つ位しか違わないじゃん。それにこの対決はどっちが強いかじゃない。最後にまいったって言うか言わないか、だもんね!」
ハンゾーからは鼻血が出ていた。
そんなハンゾーは、次は脚を切り落とすと言う。
ハ「だが、その前に最後の頼みだ。まいったと言ってくれ」
ゴ「……それは困る!!」
やっぱゴンって面白い。
そんなこんなの言い合いで、結局はハンゾーが折れてゴンは合格した。
ゴンは勝負方法を一緒に考えようと言ったが、聞くことも無く、ハンゾーはゴンを叩きつけ、ゴンは気絶した。
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まりも(プロフ) - リフレインさん» 大変申し訳ございません!!!学校生活が忙しく頂いたコメントに返信が出来ていませんでした(><)リメイクが終わりましたので2を出してます!! (2021年7月8日 21時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
リフレイン(プロフ) - すごく読むのがたのしかったです2が見たいのに見れない…(泣) (2021年6月7日 19時) (レス) id: e34760b102 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - にっしぃさん» 初コメありがとうございます!(><) 作品を楽しんで頂けて嬉しいです!これからも更新頑張りますね!´`* (2021年3月22日 22時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
にっしぃ - 素晴らしいと思います!応援してます! (2021年3月22日 19時) (レス) id: 58d1be9695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも x他1人 | 作成日時:2021年2月5日 0時