【HxH】奴*隷少女【キルア】

31話 最終試験 ページ32

《みなさま、長らくお待たせいたしました。間もなく最終試験会場に到着します》


受験者達はとあるホテルの大広間に集められた。


ネ｢さて諸君、ゆっくり休めたかな？ここは委員会が経営するホテルじゃが、決勝が終了するまで君達の貸し切りとなっておる。最終試験は一対一のトーナメント形式で行う。｣


その組み合わせは……
｢こうじゃ！！｣



｢｢！！｣｣


今まで見たことのない、複雑な形状のトーナメント表に、誰もが驚きを隠せないでいた。


『(は…？あのジジィ…。私は44番とは戦いたくないって言ったよな？)』

ネ｢さて、最終試験のクリア条件だが、至って明確。たった1勝で合格である！！｣


トーナメントは1勝で合格というシステムなのだそう。



｢組み合わせが公平でない理由は？｣
ボドロという老人の言葉に、当然の疑問じゃな、と頷く。なんかちょっと似てんな((


今までの試験の成績を参考に、成績の良い者にチャンスが多く与えられている、そういうトーナメント表らしい。


納得がいかず、審査の基準を教えろというキルアに、ネテロはダメじゃ、と一言。
採点内容は極秘事項のため全ては言えないがやり方くらいは教えてやろう、とネテロは語り出す。


ネ｢身体能力値、精神能力値、そして印象値、これから成る｣


身体能力値と精神能力値はあくまで参考程度。重要なのは印象値。

前に挙げた値でははかりきれない“何か”。
これと受験者の声を合わせて吟味したらこういう対戦表となったのだ。


ネ｢戦い方も単純明快！武器OK反則なし。相手にまいったと言わせれば勝ち！
ただし、相手を死にいたらしめてしまった者は即失格！その時点で残りの者が合格。試験は終了じゃ。よいな。｣


それでは、と審査委員会の男性が前に出る。


｢第一試合！ハンゾー対ゴン！！｣


ようやく最終試験が始まり、受験者達の緊張感が高まる。本当にヒソカと戦いたくねぇ((←

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