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29話 ページ30

キ「はぁ…お前変わってるわ…」

『えぇ?!ヒドーイ!』


そう言って私達は笑いあった。


『あっ、過ごす場所どうするの?』

キ「探すかー」


私達は森の中を歩き回っていると、川もあり、奥の浅い洞窟のような最適な場所を見つけた。


『え、完璧すぎない?』

キ「ちょっと魚取ってくる」

『うん!』


私はキルアが魚を取る姿を洞窟の中で見ていた。


『……』


一緒に過ごしてたからわかんなかったけど、キルアってイケメンで肌白くて行動とかもかっこいいよなぁ…。


あれ、何考えてんだろ私。我に返って恥ずかしくなる私。

私、キルアと居るとなんか安心するって言うか、ドキドキしたりしたり……。

ってあれ?待って待って。いやいや!そんな…はずないし…うんうんうん←


キ「おーい?A?」

『うへっ!!』

キ「?」

『うん!なんでもないよなんでもない!どうしたの?!』

キ「いや、魚取ってきたんだけど…」

『あ!ありがとう!じゃあ食べようん!!』


私はキルアから魚を取ってパクッと食べた。


キ「っておい!それ生!」


ブッー!! あ!焼いてなかったのか!


『あ!そうだったそうだった!』

「……」
無言で私を見つめるキルア。


『どどどうしたの?!キルア君??顔に何か着いてる??』

キ「…お前、何かおかしいぞ…?顔も赤いし、熱あるんじゃね?」

『へ?』


キルアは白い手を私の額に当てる

恥ずかしくなり、私はキルアの手を両手でパシッと掴んだ


『熱ないよ!うん!熱ないから!』

キ「え?」

『お魚さん焼こう?!うん!』

キ「お、おお…」


キルアはジト目で私を見てそう言った。

魚を食べた後、私は眠くなり寝てしまった。


あれから辺りは夜になっていた。
私はすっと目が覚めて起きる。


『寝てたのか…私…あれ、キルア?』


横を見てみるとキルアは気持ち良さそうに寝ていた。


『ふふっ』


本当に美形だなぁ…。羨ましい…。私はそう思いながら空を見つめた。
星がキラキラと光っていて、凄く綺麗だった。


『綺麗だなぁ…』


と呟くと


キ「ほんと、綺麗だよなぁ」


とキルアがむくっと起きていた。


『あれ、ごめん起こしちゃった?』

キ「いいや、自分で起きた。」

『そう…なら良かった!皆は今、何してるのかな〜』

キ「俺達みたいに隠れて過ごしてるか、プレートを奪いに行ってる最中だろうな。」

『だろうね…早く皆に会いたい。』

キ「だな…。」


そう話して私達は再び眠りについた。

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , キルア , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
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まりも(プロフ) - リフレインさん» 大変申し訳ございません!!!学校生活が忙しく頂いたコメントに返信が出来ていませんでした(><)リメイクが終わりましたので2を出してます!! (2021年7月8日 21時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
リフレイン(プロフ) - すごく読むのがたのしかったです2が見たいのに見れない…(泣) (2021年6月7日 19時) (レス) id: e34760b102 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - にっしぃさん» 初コメありがとうございます!(><) 作品を楽しんで頂けて嬉しいです!これからも更新頑張りますね!´`* (2021年3月22日 22時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
にっしぃ - 素晴らしいと思います!応援してます! (2021年3月22日 19時) (レス) id: 58d1be9695 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりも x他1人 | 作成日時:2021年2月5日 0時

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