28話 ページ29
｢ウモリ、陣形(フォーメーション)だ。マジでいく。こいつただのガキじゃねェ｣
スッとアモリがAの首にナイフを宛てる。
『あ、やっちった』
｢こいつを殺られたくなきゃ、イモリのプレートとてめェのプレートをよこせ｣
アモリはキルアを脅かす。
キ「辞めといた方が身のためだぜ」
「あ？」
いつの間にか抑えていたはずのAはアモリの後ろを捉えていた。
『なぁーんだ。197かぁ！じゃあ199はそっちかな？』
私は立場逆転し、アモリを使って脅した。
『ねぇねぇ、そのプレートちょーだい！』
ウモリは仕方が無く私にプレートを投げ渡した。
『素直！話が早くて良かった！ありがとっ！』
アモリを解放し私はキルアの横に行く。
『このプレートどうする？』
キ「いらないのは……！」
ビュンッ！と音を立てながらプレートは森の奥深くへ飛んでいってしまった。
『おぉ…。綺麗に飛んで行ったね』
キ「後5日もあるし、頑張って探しなよ。行こうぜA」
素早くアモリ三兄弟から離れたキルアと私は河原の木の下へ移動した。
『あ、そうだった！はい！199』
キ「お、サンキュー。はい198」
『うーん、なんか呆気なく終わっちゃったね。皆大丈夫かな…？』
キ「大丈夫だろ。信じようぜ」
『うん！』
沈黙が続く中、それを破ったのはキルアだった。
キ「この5日間、どう過ごせばいいんだろ…」
『結構早く終わっちゃったもんね〜』
キ「そうだな……。」
『ねぇねぇ、キルア達と会った時ってこのハンター試験じゃん…？』
それがどうしたんだよ、と私の顔を見ながら言うキルア。
『なんか凄いなーと思って！だって私達まだ会って数日しか経ってないでしょ？
なのにこんなにも皆と居ることが楽しいって実感出来るってなんかすごいなぁと思ってさ！』
キ「確かに…。」
『本当にキルア達と出会えて良かったなぁ…』
「お前、良く恥ずいこと言えるよな…」
と私からパッと顔を背けるキルア。
『キルア』
キルアは無言で私を見る。
『特にキルアには感謝してるよ、キルアがあの時声掛けてくれなかったら…。って思うとさ！キルアと出会った時間の方が長いから、かな？
私、キルアと居る時が1番落ち着くんだよね。』
キルアはそんな私に目を見開き顔を紅く染め下を向いた。
『照れてる？ もーやだなー！私も照れちゃうでしょ！』
キ「バッ！お前がそんな恥ずいことまた言うからだろ！」
『えぇー！私は素直に伝えただけだよー！』
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まりも(プロフ) - リフレインさん» 大変申し訳ございません!!!学校生活が忙しく頂いたコメントに返信が出来ていませんでした(><)リメイクが終わりましたので2を出してます！！ (2021年7月8日 21時) (
レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
リフレイン(プロフ) - すごく読むのがたのしかったです2が見たいのに見れない…（泣） (2021年6月7日 19時) (レス) id: e34760b102 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - にっしぃさん» 初コメありがとうございます！(><) 作品を楽しんで頂けて嬉しいです！これからも更新頑張りますね！´`* (2021年3月22日 22時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
にっしぃ - 素晴らしいと思います!応援してます! (2021年3月22日 19時) (レス) id: 58d1be9695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも x他1人 | 作成日時：2021年2月5日 0時
