16話 ページ17
『あー… 私両親いないんだー』と苦笑気味に話す。
｢そっか…ごめんね…。｣とゴンは謝って、キルアは私の方を見つめる。
『全然気にしてないよ！私は産まれて直ぐに捨てられちゃったから親の記憶ないしさ！ずっと師匠と暮らしてきたよ！』
ほんとは嘘だけど…。まだこの2人には話さないでおこう。
ゴ｢そっかぁ…。｣
すると背後からもの凄い殺気を感じ、一斉に振り返る。
思っていた方向とは逆の方から、ネテロ会長の声がした。下駄をカラコロと鳴らしてこちらに近付いてくる。
ゴ｢あのネテロさん。こっちの方から今誰か来なかった？｣
ネ｢いいや？｣
ゴンは気付いていないようだが、キルアは殺気の主が会長である事は分かった様子だった。
キ｢速いね。歳の割に｣
ネ｢今のが？ちょこっと動いただけじゃよ｣
キルアイライラしてるなぁ…。
キ｢なんか用？じいさん最終試験まで、別にやることないんだろ？｣
ネ｢そう邪険にしなさんな。退屈なんで、遊び相手を探してたんじゃ。
ところで、どうかな？御三方。ハンター試験初挑戦の感想は？｣
会長さんの質問に、ゴンは楽しいと素直に答えたが、キルアはやはりあまり面白くなく、拍子抜けした、と言った。
ネ｢そちらのお嬢さんは？｣
『楽しいです！』
ネ｢そうかそうか｣
キルアは会長を避けるように、「行こうぜ」と会長さんに背を向け歩こうとするが、止められた。
ネ「お主ら、ワシとゲームをせんかね？」
ゴ｢ゲーム？｣
ネ「もしそのゲームでワシに勝てたら、ハンターの資格をやろう。」
あーあ。無理ゲーだ。勝てる訳ない。念使える人は分かるけど、このおじさんやばいもん。
｢やるやる！｣と乗り気のゴン。
キルアはしぶしぶそのゲームに参加。
ネ｢お嬢さんはどうするかのぉ？｣
と聞かれたが、正直シャワーを浴びたかったので参加しないことにした。
あのじいさんに勝つのはどうしても無理だし。
｢そうかそうか。｣と言い、3人はゲームに行った。
｢また後でねー！｣とゴンは言い、私も手を振って別れた。
私はシャワー室に行き、マスクとフードを取る。
とっても涼しく気分がいい。本当はあんなこと無ければ今頃こんなの被んなくて済んだのに。
思い出すだけでちょっと泣きそうになるし、ムカついてきた。とりあえずシャワーを浴び、また窓の所に行って座って待っていた。
夜景がとっても綺麗で心が落ち着く。
こんなまったりとした時間が長く続けばいいのに…。
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まりも(プロフ) - リフレインさん» 大変申し訳ございません!!!学校生活が忙しく頂いたコメントに返信が出来ていませんでした(><)リメイクが終わりましたので2を出してます！！ (2021年7月8日 21時) (
レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
リフレイン(プロフ) - すごく読むのがたのしかったです2が見たいのに見れない…（泣） (2021年6月7日 19時) (レス) id: e34760b102 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - にっしぃさん» 初コメありがとうございます！(><) 作品を楽しんで頂けて嬉しいです！これからも更新頑張りますね！´`* (2021年3月22日 22時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
にっしぃ - 素晴らしいと思います!応援してます! (2021年3月22日 19時) (レス) id: 58d1be9695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも x他1人 | 作成日時：2021年2月5日 0時
