就寝…かと思いきや ページ37
その後、いろいろな話をして私たちは眠りについた。
…が、何か物足りなく
忘れているような気がして、起きてしまった。
うーん…
目瞑ってたら寝れるっておかんによく言われたなぁ…←
私は今までのことを思い出した。
最初戸惑いはあったものの、
今はこんなにも楽しく過ごせているのが、
皆さんのおかげで、本当に幸せなことなんだなぁって思う。
あの時、
イギリスさんに拾ってもらっていなかったら、今ごろ私はどうなってたかな。
そう、皆さんの協力のおかげとはいえ、
まずは全てはイギリスさんのおかげと言っても過言ではない。
イギリスさん…
こんないきなりやって来た私を拾って、
全てのものを与えてくださって…
感謝しきれないったらありゃしない。
昨日もあんなに素敵なプレゼントを貰ったし…
…え
あれ？;
嘘でしょ…
『…ない;;;;((サー』
そんな…、すごく素敵なプレゼントだったのに…！！
思い当たる節を思い出すと、
真っ先に浮かんだのが
シー君が私たちの方に突っ込んできたときにいた、
湖だった。
あれは結構な衝撃だったからなぁ…;;;;
私はみんなが起きないように
そろ〜っと布団から抜け、
ネックレスを探しに湖へと向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『はぁっ、はぁっ…;;;』
夜、山は冷えるのに、
湖という水辺になるとさらに寒い。
波打ち際を探してみたが…
『はぁ、はぁ…
ないよぅ…』
あと考えられるのは…
湖の中。
私は泣きそうになって体育座りで顔を伏せていた。
寒いのは…嫌だけど…
でも、ネックレスを失くすのはもっと嫌だ。
決心して、湖に潜ろうかと思ったとき、
浜辺の砂利を踏む音が聞こえてきた。
く、熊か！！？;;;;
どどどどうしよう…;;;;
お、落ち着け、これでも空手を近所の兄ちゃんから習ってたんだ。
目を閉じて
ふぅ〜、と一息深呼吸する。
気配が近づいてきて、すぐ後ろに熊がきたとき。
『っっっうぉらぁぁぁっっっっ！！！！』
振り返って思いっきり熊を背負い投げした。←
Σお、すげぇ超ヒット←
…と、思ってよく見たら。
『…へ、
え、
えええええ！！？;;;;
い、いいいイギリスさん！！？;;;;』
英「っっって…ぇ…;;;;
な、にすんだアホッッ！！！;;;;」
えええええ！！？;;;;
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まふん - 湖のシーンはやぶうち先生の漫画のパクリですか。気付かれないとでも思ったら大間違いですよ。 (2015年7月7日 2時) (
レス) id: 22039c10b9 (このIDを非表示/違反報告)
青蝶(プロフ) - 麗弥さん<ごめんなさいコメント届いてたの今知りました！汗汗ありがとうございます！憧れの麗弥さんにそんなこと言って貰えるなんて…泣 楽しんでいただけているのなら幸せです。私も麗弥さんのこと応援しています！ (2015年3月22日 17時) (レス) id: 1c2b150ce8 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜麗弥(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！イギリス、めっちゃ格好いいです!!応援してます!! (2015年1月28日 21時) (レス) id: c44e0e362e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青蝶 | 作成日時：2014年11月30日 1時
