某探偵社員、宮城へ。2

報告書 ページ2

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1.




先刻、任務先の宮城にて黒幕不明の異能力者狩りに遭遇。




情報を聞き出そうとするも、何者かによる遠隔操作により死亡。脅されていたと考えられる。




その後、青葉城西高校バレーボール部が、名の分からない大きな組織に狙われているとの情報が入った為、私、太宰、国木田ともにバレーボール部に入部。




バレーボール部には事情を説明したのち、学校側からの協力を得られることになった。




欠勤、欠席等の扱い、成績、多少の器物損壊などは、多めに見てくれるとのこと。







2.




不確かではあるが、クラスメイトがある生徒に狙われている模様。




ある生徒の名は一之瀬チサト。




調べによると、一之瀬チサトは裏社会で有名な財閥、一之瀬財閥の一人娘であり、その財閥は違法薬 物や武器密輸、臓器売買などの非道を行っている。




一之瀬チサトはその権力を振りかざし、小学から様々な悪事を働いていたとのこと。








これらを考慮し、組織の調査・監視、バレーボール部の護衛と並行しクラスメイトの護衛を行うと共に、一之瀬チサト及び一之瀬財閥の調査を進める。





以上を以て、"宮城長期出張任務"の報告とする。











記録者 有栖川A

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