もう1人のマイキー【東卍】

19話 改めまして！ ページ21

病院



『で、オレに会わせたいヤツって誰？』


マ「着いてからのお楽しみ〜」



勝手にタケミチだと思っていたAだったが、色々不可抗力だったものの数週間前に出会っている。じゃあ他に誰かいるのか…？と思考を巡らせていると、マイキーがある病室の前で立ち止まり扉を開く。



マ「ケンチーン見舞いにきたよー」


ド「遊びに来ただろーが」



マイキーの後ろから『オレもいるぞ♡』とひょこっと顔を出すと、うわめんどくせーのが2人も…とげんなりした顔をするドラケン。やんのかコラ。アイツ来た？いやまだ。とAには分からない事を2人が話していると、その会話を遮るようにまたもや扉が開く音がした。



タ「あ！お待たせしてすんませんッ！」


マ「大丈夫、オレたちも今来たとこ」



なっ、とマイキーはAの肩に腕を回す。
なんだやっぱりタケミっちじゃん。



『よっタケミっち。久しぶり〜』


タ「えっ！？あっ！！この間のマイキー君さん！？」


『マイキー君さんて笑』



おもしろすぎだろタケミっち！とタケミチ以外の3人はツボに入ったのかゲラゲラと笑い始める。ドラケンに至ってはキズが開くなんてジョーダンを言いながら



マ「んじゃ、改めて紹介するなタケミっち。コイツはマイキー君さんじゃなくて佐野A。オレの双子の弟」


『はあ？ちょっと待て万次郎。オレが兄貴だろ』


マ「は？オレのが兄貴だし」


『ふざけんなコラ！』



ガッとお互いの胸ぐらを掴む佐野兄弟。「えええっ！？」とタケミチが驚いているとドラケンが立ち上がり2人の傍に立つ。そして、容赦ない拳骨を2人に振り下ろした。



『「イッテェ！！？」』


ド「ココ病院だぞ静かにしろや！」



2人とも殴られた箇所を抑えながらケンチンのがうるせーし…と各々ごにょごにょと言い始める。で、どっちがお兄さんなんですか？とタケミチが言うと2人して顔を見合わせ、タケミチの方へ顔を向けると一言



『「忘れた」』


タ「は、ハモった…」



それを見て、本当に双子だ…と確信するタケミチ。すると、ははは…と苦笑いを溢すタケミチにAは握手を求めた。



『つーことで、改めてよろしくなタケミっち』


タ「！花垣武道です！よろしくお願いします！A…さん！」


『クンでいーよ』


マ「Aでもいーぞ！」


『やんのか万次郎』


ド「やめろバカ双子！」




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もっと満遍なく色んなキャラ出したい…くっ…リクエストあれば欲しいです…

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