5話 ページ9
Aside
一切に突撃していく私達に驚きを隠せないこの星の住人
立ち向かって来るどころか、次々と殺されていく住人
「うわぁあ?!なんなんだ!!」
「やめてくれ、俺達が何をしたって言うんだ!!」
逃げ戸惑う人、泣き喚く人、怒り散らしている人
その人たち全員を自分の手で殺してしまうと考えたら、自然と口角が上がっていた
人を殺す事が好きじゃないなんて思ってたけど、違うのかもしれない
自分が人殺しなのを認めたくないのか。いや、
“ 彼奴ら ” と同じになるから信じたくない
でもそんな事考えても結局人殺しという事実は変わらない
…… “ 仕事中 ” に私は何を考えてるんだろう
此処では迷った者が死んでいくのに
1時間くらい経っただろうか
向こうから武装した敵がやって来た
攻撃を避け、槍で薙ぎ払い、躊躇無く突き殺していく
「うがァ…!!」
ドスッ
「ぐ、ァ」
グシャ
「な、何なんだこいつら?!…このクソアマがぁ!!!」
巨体な一人の敵兵が襲いかかってきた
避けて攻撃しようとするが、後ろに居た敵兵に吹っ飛ばされ、壁に打ち当たる
バギッ
骨が何本か折れた音がする
体が悲鳴を上げてるけどいちいち気にしていられない
「いっ…たぁ」
武器を振り回しながら此方へ突進して来る巨体の敵兵
槍を持ち直して、敵へ思いっきり投げ付ける
グサッ
心臓に
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作者名:まひろ | 作成日時:2017年10月31日 1時