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41話 ページ47

Asaid







体が怠い、重たい、頭も痛いしちゃんと働かない。



「ぁあーーーー…」



神威がお世話してくれるのかな。凄くありがたいけれど、彼にも移ってしまうかもしれない…あの様子だと大丈夫だろうけど。



「ゴホッゴホッ!!」



咳も出て苦しい。
ボーッとする、このまま寝てしまおう
次起きた時には熱が冷めてると信じて。









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





これは夢?ふわふわしてる
向こうで神威が呼んでる、行かなきゃいけないのに “ 何か ” に捕まれているかのように足が動かない。



「ねぇ待って神威、ここから動けないの
先に行かないで、置いて行かないで」



叫んでいるのに聞こえないのか、神威はそのまま歩いて行く、姿が見えなくなりそうだ。









ふと“ 誰かの声が ”した



…………このまま一生神威に縋って生きていくの?
絶対助けてくれる保証なんて無いのに。アイツの事信用し過ぎなんじゃないの?

『私なら、誰にも頼らず一人で上手くやれるのに』







貴方は誰?







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






「……………A」



名前を呼ばれ、脳が一気に覚醒する



「っ…!!ゴホゴホッ!はぁ、……神威…」



さっきのは何、夢?だとしても妙に頭に残る声だった。
喉が痛い、咳をする度頭痛も酷くなる



「大丈夫?何か魘されてたよ」



取り敢えず、コレ食べる?阿伏兎が持って来てくれたんだ。コレ“ お粥 ”って言って、風邪引いた時に食べるものだって。食欲無くてもちょっとは食べろってさ。



そう言い、神威は器に入った“ お粥 ”というものを渡してきた。どうやら、風邪を引いた時に食べる
らしい



受け取るが、力が抜けて上手く持てない
それを見た神威が



「…これじゃ食べられないね」



「…ごめん…ッゴホッ」



「大丈夫だよ、…その為に俺が居るんだから」


ね、A


と怪しく笑う神威



「え……?」



まさかあんな事になるとは。

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作者名:まひろ | 作成日時:2017年10月31日 1時

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