検索窓
今日:15 hit、昨日:7 hit、合計:1,895 hit

39話 ページ45

Asaid






阿保提督の戦艦を片付け、鬼兵隊と別れた後。神威が無事でほっとしたのか、急に体の怠さと頭痛に襲われた。



「はぁ…」



知らない内に疲れが溜まってたのかも、でも休む前に阿伏兎に謝っておかないと。






「阿伏兎」



「おぉ、どうした?」



「その…御免なさい、無理な事言って」



「その事か、構わねぇさ。Aがあんなに取り乱す所なんか滅多に見れねェからな、寧ろびっくりしたぜ」



「うん…神威の事は放っておけないていうか」



「ンな事昔っから分かってらァ。まぁ俺も、副団長として団長の事は放っておけねェからな」



「そうだね」



阿伏兎と話をしていると



「随分仲良いね。阿伏兎、今日の仕事は終わったんだよ、部屋で休んできたら?」




ニコニコとした神威が此方に歩み寄って来た
でも、明らか“ 作り笑顔 ”なのはどうしてだろう。




「おっといけねぇ、つい話し込んじまった。じゃあA、団長の事後は頼んだぞ」



そう言って阿伏兎は自室へ戻って行く



「神威、」



「やぁ、アイツと何話してたの?」



「船動かせ、なんて無理言って御免って」



「あぁ。もう終わった事なんだから気にするなよ」



「うん…」




すると神威は私を凝視して、額に手を置いてきた



「え、何」



「お前、目虚ろだし顔赤いよ。“ 熱 ”あるんじゃないの」



「ね、つ?」



「うん、体とか怠くなったりしてない?」



「まぁ、少しだけ…」



普通に怠いけど、あんまり言いたくない。
なんて考えていると、突如二度目の“ お姫様抱っこ ”をされていて、そのまま救護室へ連れて行かれた。

40話→←38話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 神威 , まひろ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まひろ | 作成日時:2017年10月31日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。