30話 ページ36
阿呆提督の命令に従い鬼兵隊殲滅と高杉抹殺に乗り出す第七師団、神威は高杉と二度の接触をしていた。
「や、また会ったね。単刀直入にで悪いんだけど、どのタイミングで言ってもきっと驚くと思うから言うよ。死んでもらうよ」
「別に驚きゃしねェよ。最初に会った時から面にそう書いてあったぜ」
「流石に察しが良いや、実は以前侍って奴をこの目にしてから、こうして殺り合いたくてウズウズしてたんだ。何でだろ、微かだけどアンタからはあの侍と同じ匂いがしたのさ」
「奇遇だな、俺もその銀髪の馬鹿侍を殺したくてウズウズしてんだ」
「ふぅん、察しが良いと言うより超能力でも使えるみたいだね。その左眼に秘密でもあるのかな?」
「フン」
すると後ろから匂狼団長率いる八師団が駆け付けて来た
「神威」
カチャ…
八師団の団員等が銃を構える
それを見た神威は
「邪魔はするなと言ったはずだよね」
匂狼団長は笑い
「邪魔なんぞしねェよ」
次の瞬間、神威に向けて複数の毒矢が放たれた
「あり?」
「神威よ、俺達が殺りに来たのはテメェだ」
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一方、阿伏兎等第七師団は
「何処でどう聞き間違えたかねェ。敵サン、こんなに大家族だなんて言ってたっけ…?」
「どうしてこんな…」
Aは敵艦がたくさん映っているモニターを不安そうに見る
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神威に向けて銃や槍やらを構える八師団の中から、阿保提督が出て来た
「貴様等夜兎の血は危険すぎる、切れ過ぎる刃は嫌われるのだ、神威よ」
「此奴は参ったねぇ、アホ提督に一本取られるたぁ」
すると高杉が神威に歩み寄り
「馬鹿はテメェの代わりに殺っといてやらァ、だから安心して...死んで行きな」
そして刀を抜いた
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作者名:まひろ | 作成日時:2017年10月31日 1時